鮭とまいたけのトマトクリームスープ
スープ作家 有賀薫さんの声でお届けする“聴くレシピ”。秋も深まり、だんだんと夜が長くなってくる頃。秋のおいしいものに食欲が止まらない季節でもありますね。今回は秋の食材の代表格、鮭ときのこを使った「鮭とまいたけのトマトクリームスープ」を作ります。クリーミーなスープに旬の旨みをたっぷり閉じ込めた、まろやかで味わい深い一品です。また、余った玉ねぎ1/2個を使って作れる「玉ねぎとツナ缶のマリネ」も記事の後半でご紹介しています。ぜひ聴きながら一緒に作ってみてくださいね!
鮭とまいたけのトマトクリームスープ
材料(2人分)
作り方
- 1. 玉ねぎはみじん切りにする。まいたけは手でさく。
- 2. 鮭は3〜4等分にする。
- 3. 鍋にバターを熱して玉ねぎを炒め、しんなりしたら小麦粉を加えて混ぜる。
- 4. 水200mLとトマト缶1/2缶、塩を加えて煮立てる。
- 5. とろみがついたら、鮭とまいたけを加える。火を弱めてふたをし、3〜4分煮込む。
- 6. 鮭が煮えたら、牛乳を加える。味を見て、塩で味をととのえたら完成!
おいしいポイント
玉ねぎとツナ缶のマリネ
材料
作り方
- 1. 玉ねぎ1/2個を薄切りまたはみじん切りにして、軽く塩(分量外)を振って揉み、ペーパーに包んで絞る。
- 2. 1をボウルに入れ、酢、オリーブオイル、塩を加えてよく混ぜる。
- 3. ツナ缶のオイルを切り、2に加えて和える。
- 4. (お好みで)きゅうりやプチトマトを加えて、完成!
秋のおいしいものといえば?
食欲の秋ですね!秋のおいしいものといえば、鮭やきのこが代表格ですが、私は里いもが好きです。煮っころがしが一般的ですが、意外と洋風にするのもおすすめ。例えばミートソースに茹でた里いもを入れてもおいしいんです。里いもの唐揚げも大好きです。里いもの煮物が残ったら、粉をまぶして揚げると、ビールのお供にいいですよ。
あとは、さつまいも!天ぷらなどお惣菜にすることも多いですが、甘いのでおやつに薄く切って焼いて食べています。大学いもは手間がかかると思われがちですが、電子レンジでやわらかくして、甘辛く煮たたれを絡めるだけでおいしいです。
便利グッズを積極的に使って、料理を楽しもう!
今回はチョッパーという便利グッズを使いました。玉ねぎをチョッパーにセットし、ハンドルを引っ張ると、中の刃が回る仕組み。あっという間にみじん切りができて、とても便利です。目も痛くならない、電気も使わない、洗い物も簡単で、玉ねぎのみじん切りがちょっと面倒だなという方におすすめ!チョッパーでカットすると、包丁で切るより繊維が壊れて甘みや旨みを引き出すことができるので、ベースの下ごしらえにはむしろチョッパーを使った方が良いかもしれません。
チョッパー以外にも、スライサーやピーラーなど、カットできる便利グッズは他にもいろいろあります。ピーラーは普通皮むきに使いますが、例えばごぼうをピーラーで長くむいて、お味噌汁に入れたり、きんぴらを作ったりすると、普段と目先が変わります。にんじんや大根をピーラーで大量に薄切りにして、しゃぶしゃぶに使うのも良いですよね。包丁に自信がない人も、便利な道具を使えば、いろいろなバリエーションの切り方ができるので、とても楽しく料理ができると思います。自分の苦手を補ってくれる、簡単で便利なグッズを積極的に使ってみるのはいかがでしょうか?