魚料理のハードルを下げるレシピ3種!「サバ缶のハンバーグ」「カルパッチョ」「秋鮭のジューシー焼き」

特別企画

FOOD
2024.11.20

「魚料理ってちょっと難しそう…」そう感じる方も多いかもしれません。でも、魚料理はちょっとしたコツで、すごく簡単になるんだそう。魚料理のハードルを下げ、忙しい日々でも栄養たっぷりの魚料理を手軽に楽しめるヒントを料理研究家の食事処さくらさんに教えていただきました。


15分で作れる!サバ缶のハンバーグ

img_sakura_001-01


材料

  • サバ缶…190g
  • はんぺん…90g
  • 長ねぎ…40g
  • 大葉…1束
  • おろし生姜…10g
  • ◎醤油…大さじ1/2
  • ◎砂糖…小さじ1
  • ◎マヨネーズ…大さじ1
  • 卵…1個
  • パン粉…20g
  • 水溶き片栗粉(片栗粉 小さじ1:水 大さじ1)
  • ソース
  • 醤油…大さじ1
  • 酒…大さじ2
  • みりん…大さじ2
  • 酢…大さじ1

作り方

1. 長ねぎと大葉をみじん切りにします。
2. はんぺんをフォークでつぶし、ペースト状に細かくします。
  • 1と2の食材を大きめのボウルAに入れておきます。
3. サバ缶の身と汁を分け、身はフォークでほぐしながら水気を絞ります。
  • 小さめのボウルにザルを重ねて身と汁を分けるとやりやすいです。
img_sakura_001-02
4. 身は2の食材が入ったボウルAに入れてフォークでサバをほぐします。汁が残ったボウルにはソースの調味料を入れ、ボウルBを作ります。
5. ボウルAにおろし生姜、◎の調味料、卵、パン粉を入れ、粘りが出るまでよく捏ねます。
img_sakura_001-03
6. タネを4等分し、空気を抜きながら形を整えて中央をくぼませます。
  • 冷たいフライパンに油を引いて、その上に並べてください。
7. フライパンに油を引き、弱めの中火で焼きます。焼ける音がしたらふたをして2分半蒸し焼きにした後、裏返して油を足し、さらに2分ふたをして焼きます。
img_sakura_001-04
8. 別のフライパンでボウルBのソースを弱火にかけ、沸騰したら火を止めます。水溶き片栗粉を少量ずつ入れ、もう一度弱火にかけてとろみが出るまで煮詰めます。
ハンバーグにソースをかけて完成です!
img_sakura_001-05

レシピのポイント

  • サバ缶ハンバーグ(通称サバーグ)は、缶詰を使うことで下処理が簡単になり、時短にもつながります!

ひと塩がポイント!お刺身カルパッチョ

img_sakura_001-06


材料

  • スーパーで買ってきたお刺身パック
  • キャベツミックス…お好み
  • こしょう…お好み
  • ソース
  • レモン汁・・・大さじ1
    (ゆず汁があればそれでもOK)
  • 塩・・・3つまみ
  • 砂糖・・・小さじ1.5
  • オリーブオイル・・・大さじ1.5

作り方

1. ボウルにソースのレモン汁、塩、砂糖を入れてよく溶かします。そこへオリーブオイルを加え、しっかり混ぜ合わせます。
2. お刺身を薄くスライスします。
  • 薄くスライスすることで野菜と一緒に食べやすくなります。
img_sakura_001-07
img_sakura_001-08
3. お皿に刺身を並べ、全体に塩をまんべんなく振ります。
img_sakura_001-09
4. キャベツミックスを添え、1のソースを軽く混ぜてから全体にたっぷりかけます。お好みでこしょうを振りかけて完成です。
img_sakura_001-10

レシピのポイント

  • 塩を振ることで魚の味がハッキリとします。カルパッチョで一番大事なポイントです!

秋鮭のジューシー焼き

img_sakura_001-11


材料

  • 秋鮭
  • 酢…グリルに塗る用
  • 塩砂糖水(ブライン液)
  • 5%の砂糖と3%の塩
    →今回は水 200mL:砂糖 10g:塩 6g

作り方

1. タッパーなどの保存容器に塩砂糖水(ブライン液)を入れて混ぜます。
2. 鮭を1に漬け、1時間置いておきます。
img_sakura_001-12
  • その日に食べるのであれば1時間、さらにおいしくするのであれば1日置いておくことをおすすめします。(それ以上は衛生上おすすめしません。)
3. グリルの機種に従って水を入れ、5分ほど予熱で温め、グリルの網に酢を塗ります。
  • 機種によって水を入れるか入れないか変わるので、お使いの機種の使い方に従ってください。
4. 漬けておいた鮭の水分をしっかり拭き取ります。
  • 水分を拭き取らないと焼き目がつかず、蒸し焼きのようになります。
img_sakura_001-13
5. 皮目を上にして6〜7分焼き、裏返して2分焼きます。
img_sakura_001-14
お皿に盛って完成です!
img_sakura_001-15

レシピのポイント

  • 塩と砂糖の水に漬けることで、砂糖の保水性の効果も加わりしっとりとジューシーに仕上がります。臭みが抜けるのも嬉しいポイントです。

魚料理が苦手な方へ

魚料理が苦手な方こそ、今回のレシピを試してほしいんです!

下処理を減らしているので、魚料理のハードルがぐんと下がります。また、臭みを抑える一手間で、魚のにおいが苦手な方もおいしく食べられると思います。

これをきっかけに、新しい魚レシピを試していただけたら嬉しいです。

日々の食卓に「簡単でおいしい魚料理」を取り入れてみませんか?

この記事をシェアする