今井亮さんに教わる「耐熱ボウル×レンジ」で簡単2品レシピ
「料理はしたいけどスペースの問題が…」と悩まれている方、いませんか? プロセスと調理道具はミニマムかつ、おいしいレシピを今井亮さんが教えてくれます。今井さんは修業時代、長くワンルームに暮らし“めちゃ狭”キッチンで日々料理されていたそう。当時の経験を活かした省スペース調理テクをたくさんお持ちなんです。
教えてくれた人:今井亮さん
京都府生まれ。中国料理店での料理人、フードコーディネーターを経て料理研究家として独立する。雑誌やWEBをはじめNHK『きょうの料理』などテレビにも定期的に出演。著書も多く、『狭すぎキッチンでもサクサク作れる超高速レシピ』(大和書房)ほか、近著に『そそる! うち中華』(学研プラス)など。
省スペースの大きな味方、耐熱ボウル
省スペースで料理するなら、持っていると便利なのが耐熱ボウル。食材の下ごしらえから調理までがひとつで出来ます。「ボウルで和える」「ボウルで加熱」で、今回はサラダとメインの2品を作ります。
今井さんポイント1
ではまず、1品目を作っていきましょう。
サラダチキンと水菜のサラダ
材料(1人前)
作り方
- 1. サラダチキンをほぐす。
- 2. 水菜をざく切りにする。
-
幅はざっくり7〜8㎝ぐらいだけど、大体でいいですよ!
- 3. 耐熱ボウルに酢とオリーブオイル、1を入れる。
- 4. 水菜も加えて全体をよく和える。
- できあがり!
編集スタッフ試食メモ
今井さんポイント2
さあ、2品目を作っていきましょう。
焼肉そぼろ丼
材料(1人前)
作り方
- 1. 玉ねぎを薄切りにする。
-
無理してうすーく切らなくて全然OK! 大体でじゅうぶん!
- 2. 耐熱ボウルに1と合いびき肉、焼肉のたれを入れて全体をよく混ぜる。
- 3. ラップをかけて電子レンジ(600W)に4分かける。
今井さんポイント3
加熱後、ラップを取るときは、手前ではなく奥のほうから開けましょう。そうすると熱い湯気が手に当たらず安全です。
そして肉をチェック!上の写真のように赤い部分がまだある場合は、ラップをかけて10〜20秒ほど再加熱してください。
- 4. ボウル内をもう一度よく和え、器に盛ったごはんの上にかけて、卵黄をのせる。
- できあがり!
編集スタッフ試食メモ
耐熱ボウルのレンジ調理は本当に便利で、僕もいろいろお世話になりました。「冷凍うどん×レトルトカレー×めんつゆ」でカレーうどんなんて日もあれば、「コーン×ベーコン×調味料+ごはん」で炊き込みごはん風のものを作る日も。
調理道具って、スペースを取ります。いきなり買いそろえず、最低限のものだけにして、慣れてきたら買い足していくのがおすすめです!
今井さん、ありがとうございました。
塩を使わないサラダ、本当に長いことフワッとした食感がキープされていて驚きました。そぼろ丼も、ごはんがなんとも進む味わい。またぜひ、省スペースでの手間なしレシピを教えてください。