福山潤さんの声で作る「落とし卵とごろごろ野菜のポトフ」

休日の朝にぴったりの“聴くレシピ”をお届けする「ボイレピ♪ 朝ごはん」。

第十二回は、声優の福山潤さんをナビゲーターに迎えて「落とし卵とごろごろ野菜のポトフ」を作ります。野菜を切ったものから鍋に入れていき、ほんの少しのコンソメ顆粒とウィンナーと一緒に煮るだけ。別の鍋で準備した落とし卵とスナップエンドウを盛り付ければ、見た目も華やかで栄養バランスの良い一品に。管理栄養士さん監修による、朝に必要な栄養素がきちんと詰まった朝ごはんレシピです。
料理の音は「しあわせの音」。栄養たっぷりの朝ごはんで楽しく一日をスタートしてください。

作り方

1. 鍋に水600mLとコンソメ顆粒を入れ、中火にかける。

• 鍋でスープを加熱しながら、切った野菜をどんどん投入していきます。

2. 玉ねぎを1cmくらいの幅にスライスして、1の鍋に入れる。

• 玉ねぎは血栓予防など、血流改善のお手伝いをする効果が期待できます。

3. じゃがいもは皮をむき、半分に切ってから、2cmくらいの幅に切る。水を入れたボウルにさっとくぐらせてから鍋に入れる。

• 大きすぎると火が通るのに時間がかかりますが、小さすぎると煮崩れてしまうので、2cmくらいがベストです。
• じゃがいもは糖質だけではなく、ビタミンCも多く含まれています。

4. キャベツは芯の部分をハの字に切り落とし、薄くスライスして鍋に入れる。キャベツの葉は重ねて3cm幅くらいにざく切りし、鍋に入れる。

• 芯は栄養があるので、火が通りやすいように薄くスライスして使いましょう。

5. 沸騰してきた鍋にウィンナーを加え、蓋をして煮込む。（鍋の中がコトコト強めに揺れる程度の火加減で）

• 野菜とウィンナーから旨みが出て、コンソメが少なくてもおいしいポトフになります。

6. 別の鍋にたっぷりお湯を沸かして、スジを取ったスナップエンドウを2〜3分茹でる。茹でたスナップエンドウはあみじゃくしなどで取り出す。

• スナップエンドウは、ビタミンCやβカロテンと共に食物繊維も多く含んでいます。
• スジを取るときは、ヘタのあたりに包丁で切り目を入れてから引っ張るときれいに取れます。

7. 卵を1個ずつ小さなボウルや小鉢などの器に割っておく。6の鍋に酢を小さじ1杯（分量外）入れ、菜箸などでお湯をかき混ぜたら、卵を1個静かに落とし入れる。白身が形になってきたら、もう1個の卵も落とし入れる。お好みの半熟具合になったら、あみじゃくしなどで取り出して1個ずつ器に入れておく。

• 酢を入れると、白身が散らかるのを抑えてくれます。グラグラ煮立っていると、白身が散らばってしまうので、弱火にしておきましょう。
• 卵を入れる前と少し固まってきたときに、菜箸などで鍋のお湯をぐるぐる一方向に混ぜると、卵がきれいな形になります。

8. 5の鍋を確認し、具材が煮えていたら塩こしょうで味をととのえる。

9. ポトフを器に盛りつけ、落とし卵をのせ、スナップエンドウを飾る。仕上げにパルメザンチーズを振る。

• スナップエンドウは一つをそのままのせ、もう一つは半分に割いて中の豆を見せるようにすると見た目が華やかに。
• パルメザンチーズを振ると、コクがプラスされます。

おいしいポイント

• 今回使った材料以外にも白菜やにんじん、ほうれん草など冷蔵庫の残り野菜を使って作れます。
• 全部鍋に入れて煮込むだけで、栄養バランスの良いヘルシーでおしゃれなポトフに。

福山潤さんからのメッセージ

福山潤

BLACK SHIP代表取締役 CEO。1978年11月26日生まれ。2007年に初代声優アワード主演男優賞を受賞。主な出演アニメ作品は『コードギアス 反逆のルルーシュ』ルルーシュ役、『おそ松さん』松野一松役など。個人名義での音楽活動も行う。
好きな朝ごはんは「白米、納豆、卵、みそ汁に焼き魚」。