笠間淳さんの声で作る「インドのブレッドオムレツ」
休日の朝にぴったりの“聴くレシピ”をお届けする「ボイレピ♪ 朝ごはん」。
第23回は、声優の笠間淳さんをナビゲーターに迎えて「インドのブレッドオムレツ」を作ります。スパイスや刻んだ具を混ぜた卵で、パンを丸ごと包み込んで焼いたブレッドオムレツは、インドの屋台(エッグスタンド)で食べられる定番の朝ごはん。世界各地の家庭の台所を訪れ、一緒に料理をしてきた岡根谷実里さんのレシピです。
料理の音は「しあわせの音」。世界の台所を探検する気分で、いつもとちょっと違う朝ごはんをお楽しみください。
材料(2人分)
作り方
- 1. パクチーをみじん切りにする。
- 2. 玉ねぎもみじん切りにする。
- 3. トマトは小さめの角切りにする。
- 4. ボウルに卵4個を割りほぐし、1〜3を加える。チリパウダーと塩こしょうで味付けする。
- 5. フライパンを熱し、バターを10g入れて溶かす。4の卵液を半量より少なめに注ぎ入れる。そこに食パンを一枚のせておしつけるようにして卵液をつけ、食パンだけを裏返す。
- 6. 卵のふちの方が固まってきたら、食パンからはみ出ている部分を、食パンを包み込むように折り畳む。フライ返しでブレッドオムレツをひっくり返し、裏面も焼き色がつくまで焼く。焼けたらまな板に取り出しておく。
- 7. 5〜6を繰り返して二つ目も焼く。包丁で半分に切って盛り付け、ケチャップを添える。
おいしいポイント
岡根谷実里さんの現地エピソード
ブレッドオムレツは、インドの屋台でも家庭でもよく作るもの。現地では「タワ」という大きな丸い鉄板を使うことが多く、パンを2枚または4枚(時には8枚)並べて焼いて、畳んでサンドイッチのようにする作り方をよく見かけます。本当にさまざまな作り方があって、どれが正しいと言うことはないようです。パンと卵で作られていたら全部ブレッドオムレツです!
インドでパンのイメージはあまりないかもしれませんが、旧イギリス領だったこともあり、地域によってはパンも朝食でよく食べます。片手で(またはフォークで)手軽に食べられるブレッドオムレツは、忙しい朝にもおすすめです。