山口智広さんの声で作る「タイのお粥 ジョーク」
休日の朝にぴったりの“聴くレシピ”をお届けする「ボイレピ♪ 朝ごはん」。
第21回は、声優の山口智広さんをナビゲーターに迎えて「タイのお粥 ジョーク」を作ります。米の形が崩れるほどトロトロに煮込んだお粥で、タイの屋台で食べられている定番の朝ごはん。世界各地の家庭の台所を訪れ、一緒に料理をしてきた岡根谷実里さんのレシピです。
料理の音は「しあわせの音」。世界の台所を探検する気分で、いつもとちょっと違う朝ごはんをお楽しみください。
材料(2人分)
作り方
- 1. ごはんをザルに入れ、水で軽く洗って粘り気を取る。水400mLと一緒にミキサーにかけ、ごはんの粒が少し残る程度につぶす。
- 2. 1を鍋に移し、鶏がらスープの素を加えて8分ほど煮込む。
- 3. トッピングの生姜は千切りに、細ねぎは小口切りにする。
- 4. 卵は温泉卵にする。一つずつ湯呑みに割り、かぶるくらいの水(大さじ2程度)を入れたら、つまようじで黄身を刺して穴を開け、ラップをかけずに電子レンジ(600W)で40秒加熱。足りなければ10秒ずつ追加で加熱する。
- 5. 肉団子の材料はすべてボウルに入れて練る。手で丸めて3のお粥の鍋に直接落としていく。
- 6. 3分ほど煮込み、肉団子に火が通ったら器に盛りつける。トッピングをのせて完成。食べるときは、ホワイトペッパー、醤油、酢などをお好みでかけて。
おいしいポイント
岡根谷実里さんの現地エピソード
タイは屋台朝食文化の国。ジョークも煮込みにとても時間がかかるので、基本的には屋台で食べるものです。今回は炊いたごはんを使っておうちで気軽に楽しめるようにアレンジしています。タイをはじめ東南アジアの屋台には、各種卓上調味料が並んでいて、各自が好みの味付けにすることで料理が完成します。ジョークも味付けは控えめなので、ホワイトペッパーや醤油、ナンプラー、酢などお好みでかけて召し上がってください。
お粥はアジアの定番朝食。日本のお粥は薄味で風邪を引いた時などに食べるイメージがありますが、国によって具が入っていたり、肉や魚のだし(スープ)がきいていて、雑炊に近いイメージのものも多いです。タイでも涼しい季節によく食べるジョークは、食べると体が温まりますよ!