ごまとん汁

コウケンテツの「つくってみよう!休日かぞくごはん」#32

FAMILY
2025.04.24

こどもたちが自分で作ることのできる、「休日かぞくごはん」をコウケンテツさんに教えてもらうシリーズ。今回は、ごまの風味が豊かな「ごまとん汁」です!先にみそを水でといておくことで、かんたんにとかすことができます!

包丁包丁や火火を使うところはマークでしめしているので、おうちの人が見守ってあげてくださいね。

レシピをダウンロード(PDF)

こどものためにデザインしたレシピをこちらからダウンロードしていただけます!

ごまとん汁


材料(2人分)

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  • ぶたバラうす切り肉…100グラム
  • ごぼう…1/4本
  • だいこん…2センチ
  • にんじん…1/3本(40グラム)
  • ごま油…小さじ1
  • 水…500mL
  • 酒…50mL
  • みそ…大さじ2と1/2
  • みりん…大さじ1
  • 白すりごま…大さじ1

作り方

1. 包丁ぶた肉を幅2センチに切ります。
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2. 包丁ごぼうをくるくる回しながら、ほうちょうの「はら」で皮をこそげ取ります。

ポイント!!GIF(うごくしゃしん)でチェック!!

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3. 包丁2をななめうす切りにして水に5分ほどさらします。
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4. 包丁だいこんは皮つきのままいちょう切りに、にんじんは皮つきのまま半月切りにします。
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5. みそを水50mLでといておきます。
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6. 火なべにごま油を熱してぶた肉をいため、色が変わったら野菜をいためます。
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7. 火油がなじんだら酒、水でといたみそ、残りの水450mL、みりんを加えてまぜ、弱めの中火で10分ほど煮ます。
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8. 野菜がやわらかくなったら、器に盛り、仕上げにすりごまをかけて、できあがり!
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レシピのポイント

  • 先に水でみそをやわらかくしておくことで、かんたんにみそをとかすことができます!
  • しっかり野菜をにることで、味がなじんでおいしくなるよ。
  • すりごまは仕上げに加えて風味よく!

コウケンテツさんからのメッセージ

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ーー部活や塾などで、家族のごはんを食べる時間がバラバラです。用意するのもメニューを考えるのも億劫になってしまうことも。コウさんは家族のごはんを食べる時間がバラバラの時期に工夫されていることなどありますか?

大変ですよね!うちも高1、中2、小2とバラバラなので、お気持ちは本当にわかります。

わが家では唐揚げ、ハンバーグ、スパゲッティーなどはお休みの日に食べるようにして、食べる時間がバラバラになる平日は、基本的に煮込み(肉じゃが、カレー、鶏と白菜の煮込み、ポトフ系など)と、スープ系(韓国の豚バラクッパ、鶏の煮込みスープなど)をメインにしております。

その方が作り置きできますし、再加熱や再利用して食べやすい料理です。「作っておいたから温めて食べてね!」と自主性をナチュラルに促すこともできるので(笑)、おすすめです!

ーー手際が悪く、段取りを考えるのが苦手です。手際よく料理をするために工夫できることなどはありますか?

これを言うと驚かれるのですが、僕自身、料理家さんの中では、ダントツに手際が悪いと思います…。いまだに。材料や調味料を間違えてしまうことも多いです。本当に手際よく料理をするのは、調理師学校などで訓練しないと出来ないくらい難しいことだと感じています。

ですから、「手際よく!」よりも、まずは「ミスしない!」という方向にシフトしてみてはいかが?

僕は、料理ごとにバットに材料を並べ、使う材料、量を確認してから料理に取り掛かるようにしております。

一見手間に思えますが、材料や手順を可視化することで、ぐんとミスを減らし、スムーズに料理を進めることができると思います。それが手際よく料理することにつながるのかなと。

一度試してみて!

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撮影:キッチンミノル
レシピデザイン(PDF):山辺りさき