小林裕介さんの声で作る「ベトナム風サンドウィッチ バインミー」
休日の朝にぴったりの“聴くレシピ”をお届けする「ボイレピ♪ 朝ごはん」。
第15回は、声優の小林裕介さんをナビゲーターに迎えて「ベトナム風サンドウィッチ バインミー」を作ります。バインミーは、バゲットに日本でいう「紅白なます」とお好みの具を挟んだ、ベトナムでは定番の朝ごはんメニュー。今回は、レバーペーストを使って少しリッチな味わいに。世界各地の家庭の台所を訪れ、一緒に料理をしてきた岡根谷実里さんのレシピです。
料理の音は「しあわせの音」。世界の台所を探検する気分で、いつもとちょっと違う朝ごはんをお楽しみください。
材料(2人分)
作り方
- 1. (A)の調味液を合わせて軽く混ぜ、電子レンジで20秒ほど温める。
- 2. 大根の皮をむき、長さ4cmほどの千切りにする。千切りスライサーでもOK。
- 3. にんじんも同様に、皮をむいて長さ4cmほどの千切りにする。
- 4. 2と3をジッパー付きの袋に入れ、塩を振って袋の上から軽く揉む。1を加え、よく揉んで全体に馴染ませたら、冷蔵庫で寝かせておく。
- 5. バゲットを半分に切る。下から1/3くらいの位置に具を挟むための切り込みを入れる。バゲットをフライパンにのせて軽く温める。ひっくり返して上面も。
- 6. バゲットの切り口の上と下にマヨネーズを塗り、下だけにレバーペーストを重ねて塗る。4のなますをたっぷりと詰め、お好みでパクチーをのせる。ぎゅっと挟んで完成。
おいしいポイント
岡根谷実里さんの現地エピソード
バインミーは、ベトナムで定番の朝食として食べられているサンドウィッチです。ベトナムでは外で働く女性が多いことから、食事や家のことを「アウトソースする」ことに抵抗がなく、バインミーも家で作るよりは屋台で食べることが多いようです。
私がお世話になった家庭でも、朝バイクで職場に向かう途中でバインミーをピックアップして食べるというスタイルでした。「ここがおいしい名店だよ」と連れていってくれたのは、交差点の角の路上に椅子を置いて、その上にパンの詰まった箱を乗せただけの簡易な店。屋台よりももっと簡素で、朝の数時間だけ登場するのですが、本当に大入り満員。必ずなますが入っていて、そこにベトナムソーセージやハム類などを入れてくれます。
今回はレバーペーストを使いましたが、好きな具を入れてアレンジするのも楽しいかもしれません。パクチーはお好みで!