トマ玉塩スープのかけごはん
スープ作家 有賀薫さんの声でお届けする“聴くレシピ”。2021年も、簡単でおいしいスープレシピをどんどんご紹介していきますので、皆さまよろしくお願いします!さて新年最初の今回は、昨年12月に発売された有賀さんの新刊『なんにも考えたくない日は スープかけごはん で、いいんじゃない?』から、トマトの旨みがギュッと詰まった「トマ玉塩スープのかけごはん」を作ります。香ばしい長ねぎとトマトの香りが食欲をそそりますよ!ぜひ聴きながら一緒に作ってみてくださいね。
トマ玉塩スープのかけごはん
材料(2人分)
※4人分は倍の分量で同様に作れます。
作り方
- 1. トマトをざく切りにする。
- 2. 長ねぎをみじん切りにする。
- 3. 深めのフライパンにごま油を熱して、強めの中火で焼き目がつくまで長ねぎを炒める。
- 4. トマトを加えて、3分ほどしっかり炒める。トマトが温まってきたら、へらで押し潰してペースト状にする。
- 5. 水450mLと塩小さじ2/3を加え、煮立てる。
- 6. 片栗粉小さじ2を同量から倍量の水で溶き、少しずつ入れてとろみをつける。
- 7. 箸を使って、溶き卵を少しずつ加える。卵がふんわりと浮かんできたら火を止める。
- 8. 器に盛ったごはんにスープをかけ、刻んだザーサイを添えたら完成。
おいしいポイント
スープかけごはんは、おうち時間の強力な味方!
「汁かけごはん」には賛否両論ありますが、「ごはんに具材の入った汁をかける」という食べ方は、手間や時間という点で理にかなっています。作る人にとっては、一鍋一皿で完結し、片付けも楽。おうち時間が長くなり、家で3食作っている人には、強力な味方になると思います。食べる人にとっても、さらさらっと食べやすく、野菜もたっぷりとれて健康的。なにより、ごはんに汁をかけたらおいしいんです。やらないのは損ですよ!
今回の新刊でご紹介しているのは、ごはんにかけるために作った、ごはんに合うスープレシピです。スープがごはん粒に染みるおいしさ、スープとごはんが別々に口に入って混ざり合うおいしさ。その新しさをぜひ知ってほしいです。
電子レンジやコンビニ食材であっという間にできるものから、世界のスープをごはんにかける“休日の腕まくりメニュー”まで。バラエティに富んだ、家庭で作りやすいレシピを揃えています。
「聴くレシピ」と合わせて、この本もぜひチェックしていただけたら嬉しいです。