しっとりゆで鶏で「ピリ辛バンバンジー」と「春雨入りかき玉スープ」
大人も子どもも大好きな居酒屋メニュー。「おうち居酒屋ツレヅレハナコ」では、おうちで気兼ねなく居酒屋気分を楽しめるよう、一つの食材から作る、「子ども用お品書き」と「大人用お品書き」の二品をツレヅレハナコさんに教えていただきます。今月のおすすめ食材は、「しっとりゆで鶏」です!
ツレヅレ店長より、今月のおすすめ
暑い季節になってくると、なるべくコンロ前に立つ時間を減らしたいもの。
汗だくで料理するのって辛いですもんねー。
そこで今月は、「沸騰した湯に鶏肉を入れたら、火を消して鍋の前を離れてOK!」という簡単ゆで鶏をご紹介します。
余熱調理なので、お肉は超しっとり。
一度作っておけばいろいろな料理に使える上、ゆで汁もおいしいスープに早変わり!
ぜひ夏の常備菜にお役立てください。
基本「しっとりゆで鶏」
材料(作りやすい量)
- ふたができる鍋に鶏むね肉がつかるくらいの水、長ねぎの青いところ、しょうがを入れて中火にかける。湯が沸いたら鶏むね肉を入れ、もう一度沸騰したらふたをして火を止める。完全に冷めるまでふたを開けない。
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子ども用お品書き「春雨入りかき玉スープ」
材料(2人分)
作り方
- 1. 椎茸は薄切り、にんじんはせん切りスライサーなどで細切りにする。春雨は水に3分ほどひたす。卵は溶きほぐす。
- 2. 鍋にゆで汁を入れて沸かし、椎茸、にんじん、春雨を入れて3分ほど煮る。ナンプラー、こしょう、ごま油を入れて味をととのえる。
- 3. 卵を流し入れ、かき玉状にする。器に盛って万能ねぎをふる。
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大人用お品書き「ピリ辛バンバンジー」
材料(2人分)
作り方
- 1. ゆで鶏は斜め薄切りにする。きゅうりはせん切り、トマトは薄い輪切りにする。パクチーは食べやすく切る。
- 2. ピリ辛だれの材料をボウルに入れ、混ぜ合わせる。
3. 器にトマトを敷いて、その上にゆで鶏を並べ、ピリ辛だれをかける。きゅうり、パクチーを添える。
レシピのポイント
子ども用のスープは、鶏肉のうまみがギュッと詰まっています。絶対に捨てないで~。
残ったゆで鶏も、ゆで汁につけた状態で保存すると、しっとり保たれますよ。
スープにボリュームを出したいときは、ゆで鶏を細かく切って仕上げに加えてください(ぐつぐつ煮るとパサつくので)。
ナンプラーが苦手な方は、しょうゆで代用してもOKです。
大人用のバンバンジーは、ピリッと辛めにすることと酢を効かせることで夏向きの味に。
余熱で仕上げた鶏肉のしっとり具合に驚くはずです。
ゆで鶏はバンバンジーのほか、からしマヨネーズや梅みそで和えたりしてもおいしいですよー。
ぜひよく冷えたビールと一緒に楽しんでくださいね!