「ふわふわ豚つくね団子」で「甘辛だれつくねの温玉&粉山椒添え」と「つくねホットドッグ」
一つの食材から「子ども用お品書き」と「大人用お品書き」の二品をツレヅレハナコさんに作ってもらう、「おうち居酒屋ツレヅレハナコ」。今回のおすすめ食材は、「ふわふわ豚つくね団子」です。豚つくねをボソボソにせず、ふわふわに仕上げるために入れるあるものとは…!?簡単なポイントをハナコさんが教えてくれました!
ツレヅレ店長より、今月のおすすめ
味つけをしていないシンプルな肉団子を常備しておくと、和洋中いろいろなものに使えます。「なんだかボソボソになってしまう」というお悩みをよく聞きますが、いくつか原因があるのかも。
まずは、「肉の練りが足りない」こと!塩だけを入れてしっかり練って、肉の繊維同士がくっつくことでボソボソ感は軽減されます。
さらに、調味料と具を入れるタイミングと混ぜ具合。最初は塩だけでしっかりと、次にぷるっとした食感にするための片栗粉を入れ、全体が混ざるまで。そして、最後に玉ねぎなどの野菜を入れてサッと(長く混ぜると野菜がつぶれて水気が出る)。これは餃子の肉だねなども同じです。
そして、最大の秘密兵器は豆腐!これを入れることで、格段にふわふわの食感になりますよ。水切りしなくてもOKだし、ギュッとにぎりつぶすのがちょっと楽しい。豆腐が全体に混ざるよう、まんべんなく混ぜましょう。
ひき肉料理は身近な材料だからこそ、おいしく作るポイントも満載。
ぜひ、ポイントを意識して作ってみてくださいね!
基本の「ふわふわ豚つくね団子」
材料(12個分)
作り方
- 1. ボウルにひき肉と塩を入れ、粘りが出るまでよく練り混ぜる。豆腐をにぎりつぶして加え混ぜ、片栗粉を混ぜたら、玉ねぎ、しょうがを加えてサッと混ぜる。12等分して平たい丸型にする。
- 2. フライパンにサラダ油を敷き、つくねを並べ入れる。ふたをして2分ほど焼いたら裏返し、さらに2分ほど焼く。
子ども用お品書き「つくねホットドッグ」
材料(2人分)
作り方
- 1. フライパンにオリーブオイルを熱し、キャベツ、塩を入れて炒める。しんなりしたら酢を加えてサッと炒め、粗熱をとる。肉団子を電子レンジで温める。
- 2. ドッグパンに切れ目を入れ、オーブントースターで焼く。中面にバターとマヨネーズを塗り、キャベツ、肉団子をはさみ、好みでケチャップをかける。
大人用お品書き「甘辛だれつくねの温玉&粉山椒添え」
材料(2人分)
作り方
- 1. 冷たいフライパンにたれの材料を入れて弱火にかけ、とろみがつき始めたら肉団子とししとうを並べ入れる。
- 2. 全体にからめて器に盛り、温泉卵をのせて粉山椒をふる。
レシピのポイント
肉団子はまとめて作って、チャック付き保存袋に重ならないように入れて冷凍しておくと、使いたい時にすぐに使えます。
また、このレシピを鶏ひき肉にすれば、「肉団子鍋」にぴったりな鶏つみれに!その際は、玉ねぎのかわりに長ねぎ1本を加えるとぐっと和風になりますよ。
ザワークラウトをイメージしたキャベツの酢炒めは少し多めの分量になっています。余ったら肉団子やソーセージとスープにしてもおいしい!ぜひいろいろ試してみてくださいね。
大人は日本酒と一緒にどうぞ!