置鮎龍太郎さんの声で作る「ブルガリア風 目玉焼きパン」
休日の朝にぴったりの“聴くレシピ”をお届けする「ボイレピ♪ 朝ごはん」。
第13回は、声優の置鮎龍太郎さんをナビゲーターに迎えて「ブルガリア風 目玉焼きパン」を作ります。今回からは“世界の台所を探検するように楽しむ朝ごはん”がテーマ。ブルガリアはヨーロッパ随一のハーブ生産国。そんなブルガリアの家庭料理からヒントをもらい、お好みのハーブをぱらりとかけるだけで完成する朝ごはんをご紹介します。世界各地の家庭の台所を訪れ、一緒に料理をしてきた岡根谷実里さんのレシピです。
料理の音は「しあわせの音」。いつもとはちょっと違う朝ごはんで、楽しく一日をスタートしてください。
材料(2人分)
作り方
- 1. パンの中央に包丁を入れ、卵を落とすための穴をくり抜く。
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- くり抜いた部分が大きすぎると卵が薄く広がって隙間ができてしまうので、ゆで卵を入れるような大きさのイメージで。四角でも丸でもOK!
- 型抜きを使っても楽しいですよ。
- 2. 卵を一個ずつ器に割っておく。
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- 卵は冷蔵庫から出して室温に戻しておきましょう。冷たいと、火が通る前にパンが焦げてしまいます。
- 直接割り入れてもいいのですが、先に器に割っておくと安心です。
- 3. フライパンを熱し、バターを溶かす。火加減は弱火〜中火。
- 4. フライパンにパンをギュッと押しつけて置く。くり抜き部分に卵を落としたら、ふたをして2〜3分焼く。
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- 2枚同時に焼けそうだったら、2枚並べて置きます。入らなければ2回に分けても。
- くり抜いた残りのパンも、もったいないのでフライパンの空いているところで一緒に焼いてしまいましょう。
- 5. 卵の下の方が固まってきていたら、ハーブと塩を振り、フライ返しでひっくり返す。
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- おすすめはオレガノですが、お好みのハーブやハーブソルトをお使いください。
- 6. 再びふたをして1〜2分ほど焼く。お好みの固さになったところで取り出す。
おいしいポイント
岡根谷実里さんの台所探検「ブルガリア」
ブルガリアはヨーロッパ随一のハーブ生産国。市場に行くと、花束のようなフレッシュハーブや、袋にたっぷり詰まったドライハーブが各種並んでいます。
しかし、凝った使い方をするかというとそうではなく、例えば野菜やチーズにハーブソルトを散らすだけで”サラダ”が完成。ハーブって、散らすだけで料理の風味が一気に変わるから、実は”料理をしない料理”の心強いアイテムなのです。
この目玉焼きパンは、お世話になった家庭で朝食に教わったのをアレンジしたもの。パンにバターに卵といういつも通りの食材も、くり抜いたり”ぱらっとひとつまみ”するだけで、いつもと違うちょっと楽しい朝ごはんになります。いろいろなハーブを実験のように試したり、工作のようにくり抜き方を工夫したり、ぜひ楽しんでみてくださいね。