知りたい調理ポイントを完全掲載!「おいしく麻婆豆腐を作るための詳しすぎるレシピ」
人気の中華メニュー、麻婆豆腐。豆腐の水切りに始まり、炒める、煮る、とろみをつける…とプロセスの多い料理ですが、「コツさえつかめば難しくありません」と語るのは料理研究家の井原裕子さん。今回は教わったコツを完全掲載!下ごしらえや調理道具のことも含めて、詳しすぎるほどにお伝えします。
コツさえつかめば簡単!麻婆豆腐
豆腐を水切りしてから「炒める、煮る、とろみをつける」と、麻婆豆腐のレシピには多くの調理要素があります。でもどれも、コツさえつかめば意外に簡単なんですよ。私の思う調理ポイントと、そうする理由をすべてお話ししました。読むのに時間がかかるかもしれませんが、この通りにしっかり作ると料理の基本も学ぶことができます。ぜひお試しください。(井原さん)
【最初に】使ってほしい道具
・フッ素加工の直径26㎝のフライパン
・穴が空いていないふた
フライパンは炒めやすいフッ素加工のもので、直径が26センチのものを使用しています。この26㎝というサイズが、2人分を作る上で炒めやすく、煮やすい最適な大きさなんです。ふたは穴のあるものだと水分が蒸発してしまうので、必ず穴のないものを使ってください。
材料(2人分)
下ごしらえ(豆腐の水切り)
- 豆腐を1.5㎝大の角切りにする。
木綿豆腐の場合
キッチンペーパーを敷いたお皿にのせ、レンジ(600w)でラップをせず1分30秒加熱する。
絹豆腐の場合
小鍋に湯を沸かし、豆腐を加えて煮立ったら2分ゆでる。直前にザルにあげて水気を切る。
作り方
- 1. 長ねぎ、しょうが、にんにくを粗みじん切りにする。
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- 2. フライパンに植物油、1を入れて炒め、全体に油がなじんだら、ひき肉を加えて肉の色が変わるまで炒める。
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- 3. 豆板醤を加えて全体になじむまで炒める。Aも加えて火を強め、煮立ったらふたをして、弱火にして7〜8分煮る。
- 4. 豆腐を加えて混ぜ、中火にしてふたをして2分ほど煮る。
- 5. 一度火を止めてから、水溶き片栗粉を回し入れ、再び中火にかけ、ゴムべらで混ぜながらとろみをつける。
- 6. ごま油を回し入れる。
器に盛り付けて、完成です!
「やってみると意外に簡単!3度作れば得意料理になりますよ。」
井原さん、細かくご指導いただきありがとうございました。手取り足取り、という感じでアドバイスとポイントが入りましたが、「なぜそうするのか」が分かって、やってみようという気になれました!
ちなみに今回の企画のきっかけになったのは、「レシピに込めた料理家の思い、できればもっと伝えたいレシピのこと」という座談会企画です。こちらの記事もぜひ、読んでみてください。
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