冬の旬を楽しもう!しらいのりこさんに教わる「春菊と牛肉の混ぜごはん」
四季の食材を取り入れると、食の楽しみはグンと広がっていきます。今夜は冬が旬の素材を使って、一品作ってみませんか。お米料理が専門のしらいのりこさんに、冬野菜とお肉を使ったおいしいごはんものを教えていただきました。
今回の食材:春菊
しらいさん「ほろ苦くて、独特の香りがある春菊はいわば和のハーブですね。牛肉との相性はバッチリなんですよ。今回は、にんにく香る醤油風味の混ぜごはんにしました。軽くマリネした生の春菊をのせるのがポイント! 加熱したのとはまた違う春菊のフレッシュなおいしさをプラスできるんです。」
春菊と牛肉の混ぜごはん
材料(2~3人分)
作り方
- 1. 牛肉は食べやすい大きさに切る。春菊は葉と茎に分け、葉の1/2量と茎の全量を1cm幅に刻んでおく。葉の残りは飾り用にとっておく。
- 2. にんにくはみじん切りにする。しいたけの石づきは薄切りにし、かさの部分は6等分に切る。
- 3. フライパンに米油とにんにくを入れ、弱めの中火で熱する。香りが立ったら牛肉、春菊の茎、しいたけを加えてサッと炒め、牛肉の色が変わったら醤油、こしょう少々を加えて全体を混ぜ、火を止める。
- 4. 飾り用の春菊をボウルなどに入れ、塩、ごま油をそれぞれ少々加えて和えておく。
しらいさんポイント
春菊って加熱して食べることが多いと思いますが、生の香りの良さもぜひ知ってください!混ぜごはんのいいアクセントになります。これだけでサラダやナムルとして食べるのもおすすめ。
- 5. ごはんに3と白いりごまを加えて全体を混ぜ、うつわに盛り、4をのせる。
しらいさんからのアドバイス
ごちそうとして出すなら、ステーキ用の牛肉を使うのがおすすめ。春菊のほか、せりやクレソンで作ってもおいしいです。味つけの「醤油 大さじ2」は、「醤油 大さじ1+オイスターソース 大さじ1/2」で作ると風味がガラッと変わり、新たなおいしさが楽しめます。お手頃に作るなら、合い挽き肉や豚挽き肉で作るのもいいですよ!