ボイル済みたけのこで手軽に楽しむ春料理
上田淳子さんの旬レシピ

旬を楽しむ

FOOD
2025.04.18

季節の旬を食卓に取り入れてみませんか?なるべく簡単に、旬を身近に楽しむコツを上田淳子さんに教わります。第1回目は春の旬、たけのこ。今年の新物を使ったボイル済みのものを使って、まずは手軽にたけのこ料理に慣れていきましょう。

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教えてくれた人:上田淳子さん

兵庫県生まれ。日本の家庭料理をはじめ本格的な西洋料理、スイーツやパンまで守備範囲の広さは業界でもトップクラス。現代人の生活に根差した「日々どう食べ、どう作るか」といった提案にも定評がある。ポッドキャスト「料理たのしくなる相談室」も人気。

今回の食材:たけのこ

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たけのこは調理前に下処理が必要ですが、はじめてだとハードルが高いですよね。まずはたけのこに慣れていくため、今回はボイル済みのものを使いましょう。春になると、新物をゆでたボイルたけのこが売られます。やっぱり味が違いますよ。買うときにチェックしてくださいね。

たけのこの照り焼き

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材料(2人分)

  • ゆでたけのこ(新物)…250g
  • 植物油…大さじ1/2
  • みりん…大さじ1
  • 醤油…小さじ2
  • 粉山椒(あれば)…少々

作り方

1. たけのこはたて半分に切り、3cm幅ぐらいのくし形に切る。
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上田さんポイント

ごろっとした形に切るとごちそう感が出ます。切ったらペーパータオルで水気をしっかりふき取って!こうすると味も薄まらず、こんがり焼き上がります。

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2. フライパンに油を引き中火にかける。熱くなったらたけのこを並べ、焼く。
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上田さんポイント

焼くときは菜箸などで触らず、焼き色がつくまで片面3~4分を目安にじっくり焼きましょう。

3. こんがりと焼き色がついたら、みりんと醤油を加え、フライパンをゆすりながら汁気がなくなるまで照り焼きにする。器に盛ったら好みで粉山椒をふる。
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たけのこの照り焼き、作っている間もいい香りでたまりません。お弁当のおかずにもいいので、ぜひ作ってみてください。次回は夏、また上田淳子さんに「とうもろこしごはん」の作り方を教わります。お楽しみに。

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取材・文:白央篤司
撮影:キッチンミノル