しらこちゃんと巡る おのぼりgirlの東京食べ歩き 第8回「浅草」編
こんにちは、しらこちゃんです。
GWは地方から東京へ旅行で来られたり、ご家族やご友人が東京へ遊びに来られたり、という方も多かったのではないでしょうか。
東京観光といえば、やはり浅草ですね!
私も上京したての頃、まずはやっぱり浅草観光に行きました。
インバウンド需要の影響もあるのか、浅草や押上のエリアは今かなり盛り上がっています。
浅草といえば、やはり浅草寺に行かれて、仲見世で食べ歩き〜というのが王道かと思いますが、今回はしっぽりと大人な歩き方をしてみました。
満足感たっぷりのランチにレトロなカフェ、切り子が体験できるお店など、定番とはひと味違った浅草の大人な楽しみ方をご紹介します!
今回立ち寄ったお店はこちら。
浅草むぎとろ別館 「芋と串」
東京で麦とろと言えば間違いなくココ!というほど有名な、浅草むぎとろ。
本館では「平日11時〜13時半まで1000円で麦とろ食べ放題」という破格の値段で提供されるランチが大人気です。
本館は休日でも行列をなします。そこでおすすめなのが、こちらの別館。
隅田川のほとりにひっそりと建つ、隠れ家的佇まい。こちらには食べ放題ランチはありませんが、落ち着いた店内で美味しい麦とろを味わうことができます。
滋養強壮に良いとされる山芋ですが、消化を助ける、血圧を下げる、疲労回復効果もあるなどとっても体に優しい野菜の一つです!
ディナーのメニューはお酒に合う渋いお料理が多いのですが、この日はお昼時にお伺いしたので、むぎとろセットと天ぷらをオーダーしました。
むぎとろセットの内容は、まぐろの山かけ、麦ごはん、とろろ、お味噌汁、香の物です。
まずは、山かけ。
お醤油をかけていただきます。歯ごたえのあるマグロにこれまたしっかりとした粘り気のとろろが合い、これだけで立派なお酒のお供になります。
そして、お待ちかねの麦とろです!
伝わるでしょうか、この粘り気!
優しいだしがふわっと香ります。このとろろと相性最強なのが、麦ごはん(麦ごはんはおかわり可)。とろろと絡むとさらさら食べられてしまうので、何杯でもいけちゃいます。お味噌汁は美味しい赤だしになめこが入っていて、このむぎとろセットだけでも十分満足できそう。
そしてそして、こちらが天ぷらです。
一人前でも十分すぎるくらいの量。薄く軽い衣はサクサクで、これだけでもお店を出せるのでは?と思わんばかりの美味しさです。麦とろご飯にも、もちろんぴったり。
夜にはスカイツリーも見える大人の隠れ家的なお店は、デートにもぴったり。
満足感たっぷりの充実したランチが楽しめますよ。
住所:東京都台東区雷門2-1-8
電話番号:03-3842-8288
営業時間:平日 昼)11:30~14:00(LO)夜)17:00~21:00(最終入店)
土・祝日 昼)11:00~16:00(LO) 夜)16:00~21:00(最終入店)
定休日:日曜日 および 年末
浅草 創吉
腹ごしらえをしたところで、ものづくり体験はいかがでしょうか・・・今回はこちらの体験に行ってまいりました!
むぎとろ別館さんから目と鼻の先、ガラスファクトリーの創吉さんでは数多くの貴重なガラス製品を販売しています。世界的に有名なブランドの名品も多数取り扱っており、目利きのグラスマニアの方なども度々訪れるのだとか。
2Fには体験スペースがあり、予約制で江戸切子体験ができます。
1人3240円で思い思いのグラスをデザインできちゃいますよ。
まずは、グラス選びです。
色のついたグラスは上級者向け(追加料金がかかります)ということなので、今回初体験の私は透明のグラスをチョイス(チキってしまいました)。
グラスのデザインを決め、ペンでグラスに下線を書いたら早速削ります!
真剣・・・!専用のカッターで線を目印にして削るのですが、手に当たっても怪我することはないので小学生などでも安心して体験できます。うまくグラスに当てるのがなかなか難しく、苦戦すること1時間ほど・・・
こちらが完成したグラスです。初めてにしてはなかなか上手くできたのでは、と自負しておりますが、先生が丁寧に教えてくださるのでどなたでもそれなりに満足する仕上がりになります!やはり、自分で作ったものだと愛着が湧きますね。
浅草 創吉 http://www.sokichi.co.jp
住所:東京都台東区 雷門2丁目1−14
電話番号:03-3843-1119
営業時間:11:00-19:00(体験は予約制)
定休日:年末年始を除き無休
伊太利亜のじぇらぁとや
体験を終えたら、ちょっぴり甘いものでも食べて一休み。
ジェラートって美味しいけど結構高いお店も多いですよね。欲張って2種類乗せると1000円近くになってしまったり・・・。
こちらのジェラート屋さんのおすすめポイントは、何と言ってもコスパの良さ!この日も見ての通り若いお客様で賑わっておりました。
2種類選べるSサイズ(300円)と3種類選べるLサイズ(500円)があります。注文したのはもちろんLサイズ!
いちごミルク、ピスタチオ、パリパリチョコをチョイスしました。
ピスタチオはジェラート屋さんに行くと必ず頼んでしまうのですが、この価格で!?と
驚くほど、しっかりピスタチオです。
いちごミルクはいちごの酸味とミルクの甘みが優しいお味。
パリパリチョコもチョコがアクセントになっていて言わずもがなの美味しさです。
容量もたっぷりで満足度高めのデザートですよ。
伊太利亜のじぇらぁとや http://www.gela-toya.com/
住所:東京都台東区浅草1-1-7 中山ビル 1F
電話番号:03-3844-4845
営業時間:11:00~20:00
定休日:火曜日
菓子工房ルスルス
ジェラートを食べたばかりですが、お次は古民家カフェにもなっているお菓子屋さんへ。
ルスルスのクッキーはとても可愛く種類豊富で、見た目にも楽しいものが多いので手土産におすすめです。
喉が渇いたのでカフェを利用しました。レトロな内装からはどこか懐かしい雰囲気を感じます。
人気の柑橘ジュース、紅茶とショコラセット、持ち帰りもできる焼き菓子を2つ注文。
柑橘ジュースはお店で手作りしています。甘酸っぱくて爽やか!夏に飲みたいすっきり感です。
ショコラセットは、お店自慢の焼き菓子と、ガトーショコラがセットになっています。焼きメレンゲやクッキーなどの焼き菓子類は、どれもとっても軽い食感で重さを感じません。
食べられなかった分は袋に入れて持ち帰ってもOK。
今回ケーキはオーダーしていませんが、生菓子も毎回凝っていて美味しいものばかり。
浅草土産選びにぜひ立ち寄ってほしい、可愛らしいお菓子やさんです。
菓子工房ルスルス http://www.rusurusu.com
住所:東京都台東区浅草3丁目31-7
電話番号:03-6240-6601
営業時間:12:00~20:00
定休日:月・火
神谷バー
神谷バー無しに浅草は語れない、と個人的に思っています。
創業はなんと明治13年!太宰治も通ったというこちらは、当時から変わらず浅草の交流の場として栄えているお店です。
バーと聞くとカウンターの椅子に座り、グラスを傾けながらちびりちびりとお酒を嗜み・・・というイメージを持ちますが、ここは大衆酒場といったところでしょうか。
常連のお客様もそうでない方も、肩を寄せ合ってわいわいと呑み、交流を楽しみに来るという、今の時代では珍しい下町情緒の感じられる場所。若い方はなかなか足を運びづらいイメージがあるかもしれませんが、そういう方にこそ一度来てみてほしいお店だと思っています。
常連の方は、お酒と話が好きで親しみやすい方が多く、私はその雰囲気が大好きです。
建物一棟が神谷バーであり、1Fはバー、2Fがレストラン、3Fは割烹です。
レストランでもバーと同じメニューを楽しむことができます。
神谷バーの看板メニューは『電気ブラン』。神谷バーの創業者が作ったブランデー配合のお酒です。明治時代に、最新のトレンドのものには“電気”をつけて読んでいたのだそうです。度数も45度と高めで、その味はまさに電気ブラン!生ビールをチェイサーにして交互に飲むのが通です。
カクテルにした電気サワーはジュースで割ってあり、チェリーが飾られていて女性にもおすすめ。
そしてこちらも一押し!果物を漬け込んだハチブドー酒を割って作ったハチブドーパンチです。
甘いお酒を炭酸で割ることですっきりとし、ゴクゴク飲めてしまうカクテルです。ワインの味がしっかりと感じられるので、お酒好きの方にも満足感がありますよ。
こちらはお酒にぴったり!カマンベールチーズフライ。
合わないはずがないですよね。温かいうちにどうぞ。
そして本日のメインにはカニクリームコロッケとハンバーグをチョイス。
神谷バーは洋食屋さんとしても有名です。文豪気分で明治時代にいるような気分を感じながら、浅草探索を締めくくってはいかがでしょうか。
神谷バー http://www.kamiya-bar.com
住所:東京都台東区浅草1-1-1
電話番号:03-3841-5400
営業時間:11:30~22:00(L.O.21:30)
定休日:火曜日
落ち着いた大人の浅草食べ歩き、いかがでしたか?
浅草は古くから商業や芸能の街として栄えてきた、歴史のある華やかな街です。
仲見世や人力車などが揃っていて、浅草寺付近で観光を終えてしまうことも多いですが、実は飴細工作りの体験もできたり、合羽橋の道具屋さん通りで新生活の準備ができたりと、穴場なお店もたくさんありますよ。
喧騒を離れてする少し大人なデート、おすすめです!
(※ご紹介した内容は2018年4月時点の内容です。)