菜の花とえびのスープ焼きそば
スープ作家 有賀薫さんの声でお届けする“聴くレシピ”。季節は春を迎え、春野菜がおいしい時季になりましたね。今回使う旬の食材は、菜の花です。カリッと両面を焼いた焼きそばに、とろっとした菜の花とえびのスープをかける「菜の花とえびのスープ焼きそば」を作ります。春の訪れを感じられる、満足感たっぷりの一品です!ぜひ聴きながら一緒に作ってみてくださいね!
菜の花とえびのスープ焼きそば
材料(2人分)
作り方
- 1. 深めのフライパンにサラダ油大さじ1をひいて中火で熱し、麺を入れる。麺をほぐして広げ、3〜4分焼いて焦げ目がついたら裏返す。サラダ油大さじ1を足して、裏もこんがり焼き、お皿に取り出しておく。
- 2. (麺を焼いている間に)菜の花は洗って4cm幅に切る。えびは洗って背わたを取る。
- 3. 菜の花をフライパンに入れ、塩、鶏ガラスープの素、ごま油、水100mLを加えて、ふたをして1〜2分強火にかけ、蒸し煮する。
- 4. 菜の花がくったりしたら、えびを加え、水250mLを追加して1〜2分煮る。
- 5. 片栗粉大さじ1を同量の水で溶き、フライパンに回し入れる。
- 6. 1の焼きそばにスープをたっぷりかけたら完成!お好みでからしや酢を添えて。
おいしいポイント
休日のお昼ごはんに「あんかけ焼きそば」がおすすめ!
もうすぐ春休みですね。長期休み中や土日のお昼ごはんって、結構悩みませんか?
「いつも同じメニューになってしまう」と、お悩みの声をよく聞きます。休日のお昼に頼りになるのは麺類ですが、パスタやラーメンを作る時、大量のお湯を沸かす必要がありますし、つゆやソースを別に作るのも大変ですよね。その点、焼きそばは一つのフライパンで炒めるだけなので手軽です。とはいえ、バリエーションがつけにくく、豚とキャベツのソース焼きそばが定番になりがちですよね。
そんな時におすすめなのが、今回のレシピでもご紹介した「あんかけ焼きそば」です。たんぱく質一つと葉物野菜があれば、少しの具でも満足感の高い一品になります。「あんかけ」といっても難しくはありません!具材を炒めて、水を加えて、片栗粉でとろみをつけるだけ。「いろいろ具を入れよう!」と意気込まなくて大丈夫です。具がたくさんあると、かえって煮え加減を気にしなければならず、味の組み合わせにも悩んでしまうので、具材選びは潔くシンプルに。今回は季節柄、菜の花とえびを選びましたが、他には、小松菜と豚バラ肉、キャベツとひき肉、ニラと牛薄切り肉がおすすめです。ニラと牛肉を使う場合は、しょうゆ味にするとおいしいですよ。いろいろなバリエーションで作れるので、ぜひ試してみてくださいね!