わが家の台所と買ってよかったキッチンツール

わが家の笑顔おすそわけ #24「キッチン」〜こたきさえさんの場合〜

LIFE STYLE
2022.03.15

お世辞にも片付いているとは言えないわが家のキッチンですが、今や一億総発信時代。
手元のスマホでSNSをちょっとのぞけば、誰かのおうちのすてきなキッチンが見放題!
非日常にすら思えるおしゃれ空間は、ひたすら目の保養だな〜と感じます。

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きれいに保たれているのは、写真を撮る前後だけかもしれない、と自分に言い聞かせつつ、一時だけでもあんなに片付いていたら十分な気もします。

ほぼ毎日何かしらの理由で立つ場所なのだから、見た目にも居心地の良い空間にできたらいいな〜という気持ちはありますが、どこか他人事で…。

そもそもうちは「キッチン」というより「台所」という感じの佇まいなんですよね。

間取りも建築も一昔前のものなので、最近のおうちのようにリビングと繋がっているキッチンとは異なり、例えるならちびまる子ちゃんやサザエさんのおうちのような…。

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エアコンの風も届かない、夏は暑く、冬は寒い、わが家のキッチン。

ついでに言うと、壁や窓ガラスなんかもレトロなんです。

時々SNSで「懐かしすぎる窓ガラス!」的なノリで、模様つきの板ガラスが投稿されていたりするけれど、「うちの台所のやつじゃん」と、なんとも言えない気持ちになります。

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なので、『暮しの手帖』に登場しそうな古めかしい木の食器棚があって…食器をそこに重ねて置いて…籐のカゴや調味料なんかが並んで、ややごちゃっとしつつもそれが味!…な方向性なら、ワンチャン「いい感じのキッチン」になるかもしれない…と思ったり…。

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いや、やっぱり整頓スキルがないくせに買いたがりな私としては、キッチンには物を増やしすぎないことが最優先です。

一人暮らしを始めたばかりの頃、料理を作るたびレシピ本に書いてある物を購入していたら見事に後悔する結果になったっけ。

すでにある食材で代用する柔軟さも、用途に合わせて一手間かける知恵も、きちんと管理する計画性もなく、賞味期限をオーバーさせてしまった白ごまと黒ごま(炒り&すり)合わせて計4袋の苦い思い出を忘れてはならない…。

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それはさておき、間取りの話に戻りますが、わが家はキッチンから直接リビングが見えない造りになっているため、姉妹がもっと小さい頃は、それはもう頻繁にリビングとキッチンを行き来する必要がありました。

料理や洗い物の途中だろうと、お構いなしに「ママ〜!」と大声で呼ばれて行ってみたら全然たいしたことじゃなかったり、やけに静かだなあと思って様子を見に行ったら大変なことになっていたり…。

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まぁこれはどんな間取りだろうと子育てあるあるですね。

今は、用事があれば自分からキッチンまで来てくれるのでありがたいなと思います。
一番手がかかった頃のことを思うと、なんでもありがたく感じられるマジック。

流し台に向かって立った時の左手側にリビングに続く廊下があるので、娘たちはキッチンに立つ私の左半分をしょっちゅう見てるんだろうな〜。

私の実家はカウンターキッチンだったので、キッチンでの母といえばカウンターの向こう側に立って手元を見ている姿を思い出します。

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あっ、でもわが家のキッチンには、昔IKEAで買ったパイプ椅子が置いてあるので、そこにどすんと座ってスマホを見ている姿も同じくらい頻繁に目撃されているかもしれない…。
料理中の私の休憩場所兼ちょっとした物置き兼、次女がお手伝いする時の台にもなる便利なパイプ椅子…。

キッチンのおしゃれさとは縁遠い存在ですが、手放せません。

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最後に、少しでも有益な情報を提供したく、最近買って良かったキッチンツールを紹介します。

と言ってもすでに幅広い用途で愛されている商品らしいですが、無印良品の「柄つきスポンジ」がとても便利で感動しました。

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何がすごいって、このステンレスの柄とスポンジが簡単に取り外せるんですよ!

使った後にスポンジと柄を分けて乾かしたり、スポンジが古くなってきたらスポンジだけ新しいものに交換できて衛生的。

ステンレス部分に継ぎ目がないのも、柄単体ならものすごくスリムなので収納場所に困らないのも嬉しい!

もう水筒用ブラシの置き場所や買い替え時期、ビジュアルが好みじゃないことに悩まなくて済む…同志の方がいらっしゃいましたら、快適なキッチン作りの第一歩としてぜひ!

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