わが家のフルーツ今昔話
こんにちは、こたきです。
今月のテーマは「フルーツ」とのことで!
どうせなら秋が旬のものについて書けばいいのにと思いますが、私は特に冬の果物…中でも柑橘類に目がなくて。
幼稚園から小学校低学年くらいまで、平日は毎日祖父母宅に帰宅していた私のために、祖母はいつも好物のみかんを買っておいてくれました。
ありがたいことです。そしてそれを遠慮なく食べまくる私…。
思い出す度に「ひとりでそんなに食べないの!」と叱りたくなるくらい次から次へと食べていました。それはもう、手のひらが黄色くなるほどに。
あと、祖母はみかんの他にもはっさくや伊予柑などの大きめの柑橘類もよく買ってきてくれて。
元々フルーツを買う習慣があったのか、初孫(私)の食いつきがいいから頻繁に買っていたのかは分かりませんが、祖母が器用に薄皮をむいてくれる様子をいつもわくわくしながら見ていました。
そんな充実したフルーツライフを送っていた幼少期でしたが、大人になってみると果物って…お高い…!
運動会の日のお弁当のデザートの定番だった小さいみかん…あれってこんなに高かったの!?と驚いた記憶が…というか、なんなら今でも新鮮に驚いてしまいます。
値段のことなんてなんにも考えてなかった自分が恥ずかしい…でも、子どもってそんなもんですよね。
だって現在進行形でわが家におりまして。幼い頃の自分のように値段なんて知らん顔して果物を吸い込む子どもが、しかもふたりも。
季節ごとに、いちごさくらんぼスイカ桃梨りんごぶどうみかん、そして年がら年中バナナ。
食費とは別枠で「フルーツ費」を家計に組み込むべきなのでは?と思うほどによく食べる姉妹。
スーパーでお会計する時のダメージは喉元過ぎればなんとやら…夢中になってフルーツを食べる姿がかわいくて、そんなに好きなら…とまた買いたくなってしまうんですよね。
母や祖母もこんな気持ちだったのかな、なんて思いを馳せてしまいます。
などと書いていて思い出したのですが、私の実家ではマグカップに入れたいちごをスプーンで潰して砂糖をかけ、牛乳と混ぜたものがしばしばおやつに出ていました。
母はそれを「いちごザクザク」と呼んでいて、私も妹弟も同じくそう呼んでいたのですが、これって家庭内でだけ通じる呼称…ですよね?
スプーンでいちごをザクザク潰して作るわけだし、ずっとなんの違和感もなかった呼び方だけど、娘たちに「いちごザクザク作ろ〜!」などと声をかけている時にふと、「いちごザクザクってなに…?」と思って調べてみたら、そんな名詞全然ヒットしない。一般にあれはいちごミルクと呼ぶそうで、ちょっとしたカルチャーショックでした。好きな呼び方なんですけどね、いちごザクザク。
ところでフルーツといえば、「木成りはっさく」というはっさくがここ数年の個人的ブームです。
収穫してから追熟させる普通のはっさくとは違って、木になったまま完熟させ収穫するそうで、とっても甘くておいしいんです。
地元の小さな果物屋さんで、3月過ぎの短い期間だけしか扱っているのを見かけたことがないのですが、もし目にすることがあれば是非一度召し上がってみてください。