わが家にまつわるおにぎりの話
こんにちは、こたきです。
今月のテーマはおにぎり!
おにぎりといえばまず思い浮かぶのが、海苔を巻いた白と黒のビジュアル、丸っこいフォルム。
味はもちろん、お米で具を包んで完成!という潔さと、中身の見えない宝箱感も魅力的。昔話のタイトルにもなっているし、日本食の中でも唯一無二の特別な存在という感じがします。
素朴な愛らしさが評価されているのか、最近は雑貨や子供服でも、おにぎりモチーフのものをよく目にします。
そういえば娘が1歳半くらいの時、大きなおにぎりを一生懸命頬張る姿がすごくかわいかったな〜。
私は自分で作るなら、たくあんとおかかとチーズのおにぎり、コンビニで買うなら3〜4種類の具が入っているビッグサイズのおにぎりが好きです。
ごはん茶碗で食べるのとはまた違うお米とおかずが渾然一体となったおいしさ…おにぎりってすばらしい…。
でも、おにぎりを心底おいし〜!と感じるようになったのはある程度大人になってからかもしれません。
小さい頃はおにぎりと言えば『お出かけの日の移動中車の中で食べるもの』だったんですよね。
「ちゃんと食べないとお腹すくよ」と言う母のバッグの中から無限に出てくる(ように思えた)手作りおにぎり…。
母いわく『父とデートした時に持参した手作りおにぎりが結婚の決め手になった』そうですが、その頃の私は車酔いしやすくて、折角のおにぎりもあまり喉を通らなかった記憶があります。
そんな母のおにぎりですが、大人になってから久しぶりに食べたらとってもおいしくて!!
小さい頃は車が苦手な気持ちとおにぎりの味がごちゃ混ぜになっていたんでしょうね。
人に作ってもらう食事のありがたみを知ったおかげもあって、おいしさマシマシに感じました。
ちなみにわが家の娘たちに一番人気なのはパンダおにぎり。
ただの塩おにぎりなのに「パンダ!」「パンダ!」と大喜びで食べる姿を見るとやや複雑な気持ちになりますが、ひたすらカワイイのでおすすめです。