知らない間に思い出が詰まっていた、土鍋の話
こんにちは!ちずるです。
寒い季節になると、週のほとんどを鍋料理にしてしまいます。
特に土鍋は出すまでが少し面倒ですが、一度出してしまえば、あとは適当に具を煮るだけで食卓にドーンと置けるので助かります。
豚と白菜を重ねてミルフィーユにしたり、おでんを作ったり、冷蔵庫の余りものを適当に入れたりと、自由に鍋料理を作っています。最近は鍋用のラーメンやトッポギを入れて、おかず兼主食のようにすることも。
結婚してまともに料理を作るようになって、初めて買った土鍋。使い始めた当初は、鍋の容量がつかめておらず、驚くこともありました。
土鍋いっぱいにおでんを作ろうとすると手間がかかるし、牛すじ串などを入れ始めると結構お金もかかります。実家のおでんを、食べ放題のような感覚で気兼ねなく食べていた頃の自分が幸せだったことに気づいたりも。
寒い季節の相棒になっていた土鍋
昨年末、白菜を切っているときに、まな板のそばにあった土鍋のふたをうっかり落として割ってしまいました。
その時、家族3人で食べるからと少し大きめのにしようと夫と話し合って選んだことや、初めて使った時に鍋の底を焦がし、ネットで調べながら焦げを必死に取ろうとしたことなど、土鍋との思い出がポツポツと蘇ってきたのです。
いつもの食卓にある、普通の調理器具だと思っていたけれど、知らず知らず思い出が詰まっていたことに気づきました。
幸い、割れたのはふただけで本体は無事なので、今も本体だけで使っていますが、ふたがないとやっぱりなんだかさみしい。残った本体も他の調理器具も、大切に使っていきたいと改めて思いました。