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たっぷり入れた薬味がポイント!「タコの薬味あえ」ーー尾碕真花さんのおうちごはん

きのう何作った?

PEOPLE
2023.08.30

女優の尾碕真花さんは、ハマった食材やお気に入りのメニューをリピートするタイプなのだそう。今回は「妹が作ってくれたことがきっかけでハマりました」と語る「タコの薬味あえ」を実際に作っていただきました。たっぷりと入れた薬味がポイントで、豚肉のチーズ巻きなどと合わせて食べているのだそう。お料理をしながら、尾碕さんの自炊のこだわりポイントや食生活について伺いました。

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お話を伺った人:尾碕真花(おさきいちか)さん

2000年生まれ。高知県出身。2012年「第13回全日本国民的美少女コンテスト」にて審査員特別賞を受賞。2019年、EX『騎士竜戦隊リュウソウジャー』に出演し注目を集める。2019年、初の写真集「いちか」を発売。現在放送中のフジテレビ7月期ドラマ『この素晴らしき世界』に出演。

尾碕真花さんの「タコの薬味あえ」


材料(1〜2人分)

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  • タコ…1.5パック
  • にんにく…1〜2かけ
  • 大葉…5枚
  • みょうが…3〜5本
  • 黒こしょう
  • レモン汁
  • オリーブオイル
  • 味の素

作り方

1. タコを食べやすい大きさに切ってボウルに入れる。
2. にんにくと大葉はみじん切り、みょうがは千切りにしてボウルに加える。
3. すべての調味料を加えて、あえる。
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料理はすぐに作れることを最重視

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ーー尾碕さんは普段からよく料理をされるそうですが、自炊を始めたのはいつ頃ですか?

高校を卒業して一人暮らしを始めたときですね。上京したのは高校1年生の頃ですが、寮生活だったので自炊はしていなくて。最初は食材と調味料をあえるだけの簡単なものから始めました。

ーー料理のレシピは、何を参考に作っていますか?

レシピサイトは「クラシル」と「クックパッド」を参考にすることが多いです。「白菜 豚バラ」のように手元にある食材で検索して調べています。基本的にはレシピを参考に作りつつ、「塩こしょう多めの方が好きかな」「これ入れたらおいしくなりそう」と、自分好みにアレンジをすることもありますね。

ーー尾碕さんが冷蔵庫にいつも揃えているスタメン食材は何ですか?

鶏もも肉です。スーパーで2kgくらい買ってきて、1枚ずつ冷凍保存しています。あとは白菜、もやし、大根、冷凍のブロッコリー、冷凍うどんも常備。母譲りのストック人間なので、食材に限らず生活用品は常に切らさないようにしています。

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ーーお気に入りの調味料もありますか?

ゆず果汁とゆずぽんは、家族に高知から送ってもらってストックしています。うどんにかけたり、レモン汁の代わりに使ったりしています。

ーー自炊をするときのこだわりは?

とにかく調理時間を短くすること。調理に時間がかかってしまうと、その間に疲れてしまうんですよね(笑)なので、普段のメニューは15分くらいで作れるものばかりです。キムチスープ、野菜炒め、中華スープ、ミネストローネをよく作ります。

ーースープ系が多いですね。

スープ系は身体を温める効果もありますが、つくりおきできるのが良いですよね。お腹が空いたら温めてすぐ食べられるので、おすすめです。

自炊は同じメニューをリピートするタイプ

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ーー尾碕さんが他によく作るメニューはありますか?

鶏もも肉のソテーはよく作りますね。塩こしょうだけで味付けすることもあれば、市販の調味粉を使うこともあります。あと、一時期はよく唐揚げを作っていました。好きなものが決まったらずっと同じものを食べ続けちゃうタイプなんです。

ーーこれまではどんな食材にハマりましたか?

最近は牡蠣にハマって、4kg分お取り寄せしました。牡蠣に対しての知識がなかったので、産地や口コミをたくさん調べてから買いましたね。

ーーひとりで4kgはすごいですね!どのように調理して食べたんですか?

ほとんど生で食べました。万が一当たっても仕事に影響が出ないように、事前に夜間の病院も調べて(笑)。仕事の都合で食べきれないときは、殻付きのまま冷凍保存しておいて、オーブンで蒸して食べることもありました。

ーー本当に、ハマったらずっと同じものをリピートしているんですね。牡蠣のほかに、これまでのマイブーム食材は何でしたか?

高校生の頃は、タコにハマっていた時期があって。舞台の稽古の帰りにスーパーで一番大きなタコを買って、家でポン酢とわさびをつけてまるかじりで食べていました。2週間くらい食べ続けたらお腹が痛くなってやめたんですけど(笑)。そのあとは焼き魚ブームだった記憶があります。

自分のためのごはんだからこそ、好きなものを好きなように食べる。

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ーー自炊を続ける中で、料理の腕前がレベルアップした実感はありますか?

最近、揚げ物ができるようになりました。唐揚げも最初はずっとオーブンで作っていたんですが、途中で「オーブンでしか作らないのはもったいないかも」と思って。揚げ物にもチャレンジしたら、オーブンで作るよりもおいしくできるようになりました。

ーー着々と料理の腕前が上がっていますね。職業柄、役作りなどのために食生活が左右されることも多いのでしょうか?

そうですね。唐揚げをずっと食べていたのも、もともとは作品作りのために監督に「もう少し太ってほしい」と言われたことがきっかけでした。

逆に撮影前などに外食やお酒を飲むことが続いて「調整が必要かも」と思ったら、野菜中心の生活にすることもあります。そういうときは、もやしにポン酢をかけて食べたりしていますね。

ーー尾碕さんはお酒も好きとのことですが、飲みたいお酒からメニューを決めることもありますか?

あまりないですね。自分が好きなものなら、組み合わせはあまり気にしないタイプなんです。紅茶を飲みながら卵かけごはんを食べることもあります(笑)。

ーー自分の好きなものを好きなように食べる姿勢、素敵です。

ありがとうございます(笑)。誰かに料理を振る舞うこともほとんどないので、基本的にはいつも自分のための料理ですね。これからもこの姿勢を貫いていこうと思います!

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取材・編集:小沢あや(ピース株式会社)
構成:伊藤美咲
撮影:小原聡太