自炊料理家が本気で試してみた!みそマドラーでみそ汁生活がラクになる

自炊ラボ #3

LIFE STYLE
2023.05.05

自炊料理家の山口祐加さんが気になる、日々の自炊にあったら嬉しい食品や調理道具を一つ取り上げて、使った様子や感想をお届けする「自炊ラボ」。第三回のテーマは、料理家さんの間でも愛用者が多いという「みそマドラー」です!「少人数家族」で、「ほぼ毎日みそ汁を食べる」人にはおすすめのよう!


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第三回のテーマはみそ汁1人前と2人前に入れるみそを計量できる「みそマドラー」です。みそ汁はほぼ毎日食べていますし、料理家さんの間でもおすすめしている方が多かったのでずっと気になっているアイテムでした。

みそ汁に使うみそは目分量ではかっていましたが、おいしくできるときもあれば、薄い、濃いなどばらつきが出やすかったのもたしか。このアイテムがあることでみそ汁生活はどう変わるのか。最初に、2週間みそマドラーを使ってみて感じたメリット・デメリットをまとめておきます。

メリット
・人数分に合わせてみそがすぐに計量できる
・計量の作業が楽しい
・味がブレず、絶対に味が決まるという安心感がある
・みその溶き残しがない
・卵を溶く作業や、ドレッシング作りにも使える

デメリット
・みそ汁の具(ねぎなど)がマドラーの間に挟まると洗うのが少し手間
・大人数分を作るときにはいちいち計量がめんどう

まずは使い方

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みそマドラー本体を、パックに入った味噌にずぼっと突き刺し、クルクルと回転させるとみそが計量できるという仕組み。みそマドラーの形から、泡立て器のように道具の先がしなるイメージがあったけれど、ガチッと固定されていてしっかりと計量できます。このクルクルする作業が地味に楽しい。

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計量した後はそのまま鍋やお椀に入れて泡立て器のように混ぜ合わせることができるので、スプーンを使うよりもずっと溶きやすい。

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だしの中にみそを入れて1分ほど置いてからみそマドラーをクルクルと回すと、中のみそが小さくなり、きれいに溶けます。おたまと箸を使って溶くよりも早いです。

今回私が買ったものは1人前と2人前の計量ができるので、みそ汁をこまめに作る人なら重宝します。また、「味がちょっとブレるかも」「計量がめんどくさい」という、小さいことだけど続けるとけっこう大きくなるストレスから解放してくれます。

一方で、ねぎや細い葉物類などを具材として入れた時に、みそマドラーに具材が挟まると洗うのが少し手間でもあります。洗い物はとにかく少なくしたい!という人には不向きかもしれません。また、家族が多い方や、「何人前」などを考えずにとにかくいっぱい作るという人であればそこまで必要ないアイテムだと思います。

みそ汁以外にも用途はいろいろ

我が家はお菓子を作らないことと、二人暮らしのため、泡立て器の必要性を感じず持っていませんでした。ただし、卵を3個溶く時などは「泡立て器があったらな…」と内心思っていたのも事実です。

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みそマドラーは見た目の通り泡立て器の代用としても使えるため、パンケーキの材料を混ぜ合わせたり、卵を溶いたり、ドレッシングを作ったりとちょっとしたときにも活躍してくれて、かゆい所に手が届くアイテムだなと思いました。

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泡立て器に比べて道具のサイズも小ぶりなので、お子さんでも使いやすい。「卵を溶く」などは子どもでも挑戦しやすいお手伝いだと思うので、一つあると助かります。

こんな人におすすめ

・みそ汁の濃さが毎回異なるのを改善したいと思っている人
・みそを溶くのが手間だと感じている人
・みそ汁を作る頻度が多い人
・子どもにお手伝いをしてほしい人
・家族が2人以下の人(4人前でみそマドラーを使うと、すくって溶いてを2セットやることになります)

みそマドラーを使ってみて感じたのは、みそ汁好きとしてはもっと早く買えばよかった!ということです。みそを溶かす行為が、小さなストレスだったんだなぁと今になっては感じます。必需品アイテムではないけれど、あればみそ汁を作る心持ちをふっと軽くしてくれる。そんなアイテムだと思います!

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