体冷える深夜にこっそり食べたい、マグカップ卵かけごはん
アイスムとnoteによる投稿コンテスト第六弾のテーマは「#うちの卵かけごはん」!「冊子賞」に続き、「記事賞」に選出された作品をご紹介します。水乃しずくさんは深夜にこっそり食べたい「マグカップ卵かけごはん」を教えてくれました!
あんまり大きな声では言えないんだけど、私ね、卵かけごはんがちょっと苦手だった。
白身がトゥルンっと口の中に入ってくるときに、「未確認生物発見!!」と言わんばかりに、無意識なんだけど思わず背筋がぶるっとなっちゃうの。
だから、「朝ごはんのアイドル」とでも言わんばかりの勢いで、卵かけごはんの専門店が出来たり、「TKG本」なんかが出るほどの人気でも、私は長年手がつけられずにいた。
「人生損してるよ!」なんて言われても、どうしても進んで食べようって気持ちにはなれなくて、目玉焼きもゆで卵もウェルダン(卵に使うのか?)派だった。
卵は大好きなのに、世間の卵かけごはんブームには乗れず、特集番組なんかも、いつも寂しい気持ちで眺めていた。
でも!
そんな生卵が苦手な私でも、おいしく食べることができる卵かけごはんを編み出したの。
題して、ドゥルルルルルル(ドラムロール)…じゃん!
体冷える深夜にこっそり食べたいマグカップ卵かけごはん!
…長い!
そう、私が編み出したのは、マグカップで作る「あったかい」卵かけごはんなのだ!
見た目はたしかにちょっと地味。
だけど、地味というのはシンプルだということ!シンプルということは、冷蔵庫に特別な具材がなくても作ることができるということだし、固形物が少ない分、夜中に小腹がすいたときに食べても胃に優しくて消化も良い。
それに盛り盛りの具材じゃない分、ちょっとだけ、夜中に食べる罪悪感が薄れる気がする。
完全夜型の私は、静かで集中出来る夜中に書き物をすることが多い。だけど、深夜まで作業していると、どうしてもお腹がすいてくる。
朝も昼も夜も、なんならおやつだって食べたのに、どうしてお腹が減るのかな。困る。 でもこの卵かけごはんなら、例えば深夜に食べているところを家族やパートナーに見つかっても、手元にあるのはマグカップ。「ちょっと眠気覚ましにカフェオレ飲んでます♬」とごまかせちゃう。
体冷える深夜にこっそり食べたい、マグカップ卵かけごはん
材料は四つだけ。深夜にさくっと食べたいものだから、軽量カップや大さじ小さじのスプーンなんかは使わない。洗い物は出来るだけ最小限に、おいしく手軽にいただきたい。深夜に作る卵かけごはんは、このくらいのラフさがいい。
材料(1人分)
作り方
- 1. マグカップにごはんをよそい、真ん中を少しくぼませる。
- 2. 卵を黄身と白身に分け、黄身だけをごはんのくぼみに入れて、ちょんと穴を開ける。
- 3. ごはんに一周半くらい、めんつゆを回しかける。(量はお好みで!)
- 4. ごはんがかぶるくらいに水を注ぐ。
- 5. レンジ(600w)で1分20秒チンする。水が軽く沸騰すればOK。その間に、白身を軽く切り混ぜておく。
- 6. 水が沸騰しているところに白身をぐるっと回し入れる。
- 7. スプーンでマグカップの底から全体をよくかき混ぜたら完成!
おなかが空いているときはサラダチキンをちぎって加えると食べごたえアップ!
ちょい足しアレンジ
深夜だから、具材はあまり盛りたくない。でもちょっとだけ食べごたえが欲しい!というときのアレンジ。
ねぎ+ごま油
空腹の深夜、鼻をくすぐるごま油の香ばしさが、なんともたまらない。ここにごまをプラスしてもおいしい。
担々風
水を豆乳、めんつゆを鶏ガラスープの素にすることで中華風に。さらにごま油をラー油に変えて、ごまを多めにいれると担々風に!
カルボナーラ風
水を牛乳に、めんつゆをコンソメにすることで洋風に。ごま油をブラックペッパー&チーズに変えて、あればベーコンをトッピングするとカルボナーラ風に!
元がシンプルだから、アレンジは自由自在にできる。
「あったかい」卵かけごはん、ぜひお試しください。
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