一緒にいると似てくるのはなぜ?【”似た者夫婦は仲がいい”の秘密】
最強の萌えキャラである夫との愛情とユーモア溢れる暮らしぶりが、フォロワーから圧倒的な支持を得る主婦・のるんさんによる、夫婦円満のヒント満載のエッセイ。
おしどり夫婦と言われる人達は、どことなく似ている感じがしませんか?夫婦で長い間一緒にいると、本人達もそう思うことがあるのだそう。
他人同士なのに、どうして似てくるの?素朴な疑問に、のるんさんがお答えします!
一緒にいると似てくる話
みなさん、こんにちは!
恋人や夫婦が一緒にいると似てくるっていう話をよく聞きますが、育った環境も生活習慣も全然違う他人なのに、そんなことってあるの?って思いますよね。
今回は、実際に私が夫と暮らして似てきたところがあるのかどうかを考えてみました。
喋り方が似てきた
普段生活していて一番話す機会が多く、毎日、気兼ねなく話せる存在が夫です。
夫は好きなものをまくしたてて話す、オタクのような語り口調になるときがあるんです(「話すことが好きだから仕方ないね!」※本人談)。こう表現するくらい私には無縁だった語り口調ですが、実はいつからか、無意識のうちに私もそうなってしまっている時があるんです。
夫と話す時、そのスピード感で話すことに慣れていない私は、きっとそのスピードで話す術を一番身近な夫からトレースしたんだと勝手に思っています。
そして、そこが似た一番の理由は、夫とたくさんお話ししたい気持ちの表れなんじゃないかな。
我ながら、夫愛は話し方にも出るんだと実感。
笑いのツボまで似てきた
夫とお付き合いを始めた当初は、2人の笑いのツボが少しずれている感じがしていました。
たとえば、一緒にお笑い番組を見ている時、私はコントネタが好きで、パッと見てわかりやすい笑いを好んでいましたが、夫は言葉遊びを連発するような漫才を好んでいたんです。
でも、一緒に暮らしているうちに「オススメの芸人さんの動画を見せ合う」など、笑いを共有するようになり、お互いに“相手は何が面白くて何が好きなのか”を理解できるようになりました。
今は自然と会話に笑いを混ぜて、2人でゲラゲラ笑っています。
笑いには知識が必要と言われますが、身内ネタなんかも知識に入りますよね。
我が家での身内ネタの鉄板は、末っ子(2歳)のなんでも語尾に「ん」を入れてしまうかわいさ爆発のおしゃべりと、なんでもないところで「ジャンプん!!」と言いながらジャンプする悶絶級の動作なんですけど(お見せできないのが残念)、夜に子供たちが寝てしまった後に夫とこっそりしばらくその喋り方で過ごしたり、なんでもないところで「ジャンプん!」したりしています。めちゃめちゃ楽しいです(笑)。
これも、夫と過ごしていくうちにお互いの気持ちが共有できたおかげで、笑いのツボが似てきたということなんじゃないかなって思います。
今のこの笑いの絶えない日々は過ごしてきた月日の賜物…そう思うと、なんかやっぱり愛が溢れちゃいますね。
結論:似ることは愛!!!
喋り方や、笑いのツボなどが似てくるという話をしましたが、結論。
“私たち夫婦は似ました”
この他にも、細かいところでたくさん似てきたところがあるんじゃないかと思いますが、きっと一緒に生活するようになってからお互いに合わせるように歩み寄って、価値観をすり合わせていった結果なんだと思います。
それは愛あってこその歩み寄りで、要は、夫婦が似ることは愛の証なんだと考えます!!
そして私も、書いていて愛が溢れまくってしまった…
改めて“似てきたところ”なんて考えてみると難しいですけど、皆さんもパートナーとご一緒にちょっとした話題にしてみてください。
(めっちゃ愛が溢れると思います)
いつかまた、新しく似てきたところを発見できるのを楽しみに、夫との時間を過ごしたいと思います。