超ド田舎から仕事で上京した私が、先方へとっさについた恥ずかしい嘘…

2018/11/26 UPDATE

SNSで時事ネタやネタクラスタを大量発信中!疲れた大人代表・ケシミニャンさんの新連載がいよいよスタートします。
ご自身の日常、人間性、社畜生活(!)、などなど、どしどし笑っていただきたいネタ満載でお送り致します!

はじめまして!ケシミニャンです

アイスム読者のみなさま、はじめまして!
アラサー女子なのに、SNSでは何故かオジサン疑惑の絶えない女ことケシミニャンです。
SNSで自分がどんな風に見られているのか分かりませんが、リアルでは(も?)自意識過剰で、ネガティブ思考の権化。
劣等感がとても強く、被害妄想ばかりの毎日です。

リアルでは紆余曲折あり、現在、超ド田舎ベンチャー企業で、キャリアコンサルティングや講師などをしています。
社員数が少ないため、一人でいろいろなことをやらざるを得ない(やらされている)状態で、毎日が無茶ぶりの連続です。


そんなケシミニャンの恥ずかしいとこ…たくさん見て?


ということで第1回は、先日アイスム様とお打ち合わせしたときのお話です。

ドキドキの上京

今回、アイスム様とコラム執筆の打ち合わせをするにあたり、超ド田舎から上京することとなりました。

当日は早起きしたため、道中とても眠かったのですが、「乗り過ごしたら困るよね…」と不安になり、電車の中で眠らないようがんばりました。

ケシミニャン、職歴は真っ黒なのにそういうところは心が真っ白でピュアです。


そして、○時間かけて上京。
駅でウロウロしていると…

「ドンッ!!!」とすごい勢いで、背中に何か硬いものがぶつかりました。


あ  っ

通  り  魔  に  刺  さ  れ  た



あまりの衝撃の大きさに、絶対に背中を刺された(殺られた)と思いました。
真相は、男子学生のスポーツバッグ(斜めがけのやつ)が、勢いよくぶつかっただけでしたが、学生はそのまま謝罪もなく去ってしまいました。

嘆かわしいことです。

彼は恐らく、手塚治虫の「ブッダ」を読んだことがないのでしょう。

手塚治虫の「ブッダ」を読んでいれば、命は等しく尊いという真理を知り―
謝罪もなく立ち去るということはしないはずです。

彼の行く末を案じざるを得ませんでした。

いよいよ編集部で打ち合わせ

話は変わりますが、ケシミニャンは新卒時代、自分の会社から徒歩5分の建物までたどり着けず、打ち合わせに40分遅刻したという前科があります。
何故なら、すごく方向音痴なのに、結局、自分の「勘」で歩いてしまうという、気まぐれな女豹をいつも心に飼っているから…。

自分の中に、危険な女豹がいることを知っているから―
初めての場所に行くときは、かなり時間に余裕を持って出発するのがケシミニャンの流儀。
某駅からアイスム編集部様までは、スマホで調べると徒歩10分の距離でした。
念のため某駅を約束の時間の1時間前に出発し、案の定道に迷いつつも、なんとか30分で到着しました。万歳!

たどり着いたアイスム編集部様のフロアのソファに座り、不安と緊張でネガティブな妄想(魔除けの壷やイルカの絵を買わされる妄想)を膨らませていると、担当の方がいらっしゃいました。


「ケシミさん?こんにちは!」

で、出た~~~~!!!都会のシャレオツ業界人!!!

声をかけてくださったのは、担当のAさん(男性)でした。
Aさんの仕事がデキる業界人感満載のオーラに触れ、心のなかの平安貴族たちが、「う、雲上人うんじょうびと(位の高い人)じゃ!!!住む世界が違うお人じゃ!!!」と、慌てふためきだしました。

そうです。
人見知りの激しい方や、劣等感の強い方にはおそらく共感していただけると思うのですが、ケシミニャンには、デキる大人や容姿が優れた人を目の前にすると、劣等感が刺激されて、必要以上に態度や言動が萎縮してしまう、というかなしい習性があるのです。
おそらく防衛本能の一種(?)なんでしょうね。


初めてお会いするので失礼があってはいけないと思い、念のためケシミニャンはスーツを着てきたのですが…


Aさん「あ、スーツでお越しいただいたんですね…」


と、少し驚いたような顔をされたため、急に不安になってきました。


えっ
もしかしてスーツで来ちゃったの…ちょっと変…?
いや?かなり変だった…?
なんかむちゃくちゃ気合入れちゃってる勘違い野郎に見えちゃったかな…

いや
「スーツで打ち合わせに来たこと」よりも…
スーツの着こなしがおかしくて…
「軽めの葬式のオバハン」みたいになってるケシミニャンが変なのかな…


さまざまな不安が頭によぎったため、つい、こう答えてしまいました。


ケシミニャン「あ…今日は東京で仕事があったのでスーツで来ました…」


ダ、ダウト~~~~!!!!

Aさん、ごめんなさい…

ケシミニャン、本当は全然東京で仕事とかなかった
だって弊社、超ド田舎ベンチャー企業だもん…
御社(都)から見れば、弊社は「島流しの刑」の「流刑地」…
吹けば飛ぶような会社だよ?
何ならもう半分飛んでる
うん、全然飛んでる飛んでる
そんな弊社が東京で仕事…するわけないぢゃん…
ケシミニャン、御社から仕事の話もらったとき
むっちゃ嬉しくって…
舞い上がっちゃって…
だから…
打ち合わせのためだけに…
有給使って東京来ちゃたんだ…

でも「有給使って東京来た」って言うの…
なんかすごく恥ずかしくなっちゃって…
正直に言えなくて…

だから…なんか嘘ついちゃった
ごめんなさい…
本当すんません…

ワシ、よくこうやってテンパっちゃって、その場しのぎの小さな嘘とかついちゃうんすよ…

そんで後々、自分のクビしめちゃうんす…
ハハッ…


そんなかなりどうでもいい、自分の心の揺れ動きはよく覚えているのに、自分が打ち合わせで何を喋ったかは、あまりよく覚えていません。


少し経ち、Skypeにてもう一人の担当Sさん(女性)も登場。
ドキドキしながら、パソコン画面に映ったSさんを見ると…


Sさん「ケシミさんこんにちは~♡」


あー…

出た

都会のシャレオツ美人だ
昔モデルヤッテマシターノだ…

(※ケシミニャンから見たお二人のイメージ)(※ケシミニャンから見たお二人のイメージ)

突然の美女登場で、緊張がピークに達するケシミニャン。

ああ…やっぱり今日は上京などしなければよかった…。
完璧に場違いアウェーだった…。
大人しく弊社で、上司のお気に入りのボールペンを普段使わない引き出しに隠すとか、地味な嫌がらせに精を出していればよかった…。

余談ですが、今日、何かの契約をするかと思い、用心して通帳と印鑑を持って行ったのですが、全く必要なかったです。


それはさておき、アイスム様でコラムを掲載させていただくにあたり、Aさんから文章の書き方などの有意義なお話を聞くことができ、とても勉強させていただきました。

Aさんから「コラムは下ネタ禁止でお願いしますね!」と言われ、その時は「ハイッ!!わかりました!!(常識だよね!)」と元気よく返事をしたのですが、冷静に考えたらケシミニャンのSNS、8割以上が下ネタでした。
これはコラムを執筆するにあたり、相当なハンディキャップです。
翼の折れたエンジェルがここに爆誕した瞬間でした。

ウーーーーーーー♪

ケシミニャンの恥ずかしいところをたくさん見てほしい

と、ここまで、ケシミニャンのどうでもいい心の揺れ動きなどを書いてみましたが、改めて読み返してみると、ケシミニャンすごく面倒な人ですね。
どうしてこんなに自意識過剰になってしまったのでしょう。
自分が不憫でなりません。

少し真面目な話、ケシミニャンは普段の仕事では、「自分はどれだけ人の役に立てるだろうか」ということを考えます。
どうしてそんな風に考えるようになったのか…というお話も、機会があれば書かせていただきたいと思いますが、まずはケシミニャンの恥ずかしい人間性や日常で、ほんのちょっとでも笑っていただけたら嬉しいなと思います。

がんばりまーす!

投稿者名

ケシミニャン

酒量は年々増えるが年収は一向に増えない、へっぽこゆとりダメ社員。
ニートやひきこもり等も経験したのち、現在はキャリアコンサルタント業や講師業をしています。
大人になっても「自分探し」を続けていたら、職歴が真っ黒になりました。
そんなケシミニャンの恥ずかしいところ、たくさん見て欲しいです…。

Twitter:https://twitter.com/DJ_P0PPY Blog:http://keshimi.hatenablog.jp/