数字に一喜一憂しない!ポジティブになればボディメイクはもっと続けられる

2018/10/10 UPDATE

女性らしく引き締まった見事なボディに、自身の経験をもとにしたボディメイクアドバイスでフォロワーを虜にする、イラストレーターとがわ愛さんのボディメイクレッスン。
ボディメイクやダイエットをしている人がこまめにチェックすべきは、体重計ではない?!
今回は、自分を信じて無理なくボディメイクを続けるためのメンタルレッスンです。

ボディメイク中のメンタルを強く保つための秘訣

ボディメイカーのみなさん、サワディカー!
数字よりも見た目を重視していきたい、とがわ愛です。いぇいっ!

いやもちろん、ダイエットや筋トレをする上で数字はもちろん大事なんだけれど、それ以上に、見た目の変化にもっと気付くべきだと思うのよね。


これは減量に悩む女の子あるあるなんだけど、

「見た目はすごく引き締まってきたのに、体重が減らない」
「ウエストは5cm減ったけど、体重は1kgしか減ってない」

……おいおい。目に見える成果が出てるなら、ダイエット順調じゃん!

って私は思うわけ。


いや、わかるよ!体重って、確かに重要な情報だよ!
だけどね、これは本当に覚えておいてほしいんだけれど、筋肉って脂肪よりも重いから、筋肉がついて引き締まったなら、そりゃ体重もすぐには減っていかないものよ。

でも大丈夫。それは健康的なダイエットができている証拠だから。

筋肉をつけながらの減量は、体重の減りは緩やかだけど、見た目が引き締まるのは速いからね!

毎日体重計に乗るのもいいけれど、もっと見るべきなのは鏡だよ。少しでも変化があるなら、ちゃんと自分のことを褒めてあげなくちゃ。


ということで、今回はボディメイクでメンタルを強く保つための秘訣を教えるね。

ボディメイクで挫折しちゃう一番の原因は、気持ちが病んでしまうことだと思うから。
挫けそうになっている子は、どうか最後まで読んでみてね。

①“チリも積もれば山となる”の精神で取り組むべし

よく聞く話が、

「1ヶ月で2~3kgしか減らなかった」

というもの。


先に謝っておくわ。ごめん。私は何がそんなに不安なのか、全く分からない。

だって、1ヶ月で2kg減ったら3ヶ月で−6kgだし、5ヶ月続いたら−10kgだよ?健康的で、且つ順調なペースだと思うけどね。

でも、無理もないよね。この世の中には、大袈裟な広告があまりにも多すぎる。

「1ヶ月で-10kg!!効果がなければ返品OK」

いやもう、それどの部位の何が減ってるのよ。ツッコミどころ満載すぎるよ。

こんなのばかり目につくから、“1ヶ月でこのくらい痩せるのが普通なんだ”ってみんな洗脳されているんだよ。

一度立ち止まって、冷静になって考えてみよう。
こういう大袈裟な広告は、ダイエットやボディメイクに何度も失敗して、心が不安定になっている人をターゲットにしようとしているのよ。

1ヶ月で-10kgがおかしいんです。ゆっくりペースで少しずつ進んでいけるあなたのほうが正しいんです。

そりゃあ、1ヶ月で全く数字が減っていなかったら、さすがに見直したほうがいいけれど。


たった少しの変化でも、積み重ねていけば必ず理想に近づけるはずだよ。


ボディメイクはね、チリツモなの!

②ボディメイクは常に自分自身との戦い

これ、とっても大事。

ボディメイクっていうのは、他の誰でもなく、自分自身との戦いなの。

自分 VS 自分。

目標となる人物や、憧れに思っている人、追い抜かしたい相手がいて、それで気持ちが燃えて「自分もこうなりたい!」って思えるならいいんだけど、良くないのは、他人と自分を比べて自信をなくしてしまうことだよね。

「あの子はこんなに痩せてるのに、自分はなんでこんなに太ってるんだろう……」
「●●ちゃんは短期間であれだけ痩せたのに、私はいつまで経っても追いつけない……」

もう、やめよう?メンタルがボロボロになっちゃうよ。

人には人のペースがあるし、あなたにはあなたのペースがある。

スタートラインだってきっと違う。100kgから始める人もいれば、50kgから始める人もいる。

それに、その子だって、健康的な方法でダイエットしていないかもしれない。
脂肪よりも、真っ先に筋肉を落としていくような方法でやっているかもしれない。


自分は自分、人は人。他の誰かと自分を比較して落ち込むのはもうやめよう。

そうなるくらいなら、比べるのは過去の自分だけでいい。

今週の自分が先週の自分より綺麗だったら、来週はもっと綺麗な自分になれるよ。

③ポジティブすぎるくらいがちょうどいい

ダイエットやボディメイクをするなら、図々しいくらいポジティブにいっていいと思う。

特に女性の体は、男性よりも脂肪を溜め込みやすくできているし、生理が近くなるとむくみやすくなったり体重が増えたりするしね……。

だから、毎日体重計に乗って数字を記録するのもいいんだけれど、少し増えたからってガクンと落ち込むとまたやる気をなくしてしまうから、「まぁこんなもんでしょ」で流していいと思う。


「体重が増えてる。でもまぁ生理近いし、むくみが溜まってるんだろうな!平気平気。すぐ戻るよね!」
「あれ?体重が減ってない。そういえば一昨日から排便してないから、お腹に溜まってるだけか。気にしない、気にしない!」
「昨日より体重が重くなってる!……あ、昨日寝る前に水いっぱい飲んだからかな?うん、きっとそう!」


もうね、このくらい図太くていい。むしろ、毎日毎日順調に減っていくほうがおかしいからね!

体重の減り方なんて「3歩進んで2歩下がる」だよ。


そしてね、美味しいものを食べるときにも、物事をポジティブに考えられるのはすごく大事なことよ。

「大好きなハンバーグを食べたから、今日は筋トレをいつもより頑張る!」
「今度の土曜日は外食の予定があるから、今週は筋トレ頑張るぞ〜!」

これ、まさに私のこと。週に1、2度は好きなものを食べたり、外にご飯を食べに行ったりするんだけれど、たまにこういう日があると、ダイエットも嫌にならないし、筋トレもすごく燃えるんだよね。

昔の私ならきっと、

「はぁ、なんで食べちゃったんだろう」
「自分の心が弱いからこんなもの食べちゃうんだ」

なーんて、何かを食べる度にいちいち後悔していたと思う。いや、していた。食べることは悪だと思っていた。

そんなことばかり続けていたら、好きなものを「美味しい!」って喜びながら食べられなくなってしまうよね。

もちろん、減量には多少の我慢は必要だけれど、いっぱいいっぱいになるまで我慢しなくていい。


こんな言葉を知ってる?

「私は失敗したことがない。ただ、1万通りのダメな方法を見つけただけだ」by エジソン

これ、ポジティブっていうか、ある意味図々しいよね。でも、私たちもこれくらい図々しくていいんです!

「私は、ダイエットで失敗したことがない。ただ、1万通りのリバウンドの方法を見つけただけだ」

こんな感じ!(笑)

肉体を鍛えると共に、心も強くしていこうね。


ちなみに、ダンベルやバーベルを引き上げる動作を「ポジティブ動作」と言い、下ろす動作のことを「ネガティブ動作」と言うよ。

ちょっとした豆知識(笑)。




さてさて、いかがでしょうか?

これまで何度もダイエットやボディメイクに挑戦してみたけど、そのたびに挫折を繰り返してきたという人は、今回の記事を参考にしてみてね。


焦らない、比べない、落ち込まない!


例え時間がかかってしまったとしても、その努力は必ず報われるからね。

最後まで読んでくれて、どうもコップンカー!

投稿者名

とがわ愛

自分磨きやボディメイクに熱を燃やす女。イラストレーター。
スタイルが良く見える角度を探すのに毎日必死。10キロのダンベルとペンタブレットが友達。
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