自炊大好き!!リュウジの『爆速レシピ公開中』 第2回 簡単!カジュアルおせち6品レシピ
無限湯通しキャベツで一躍有名に!
自称料理研究家のリュウジさんが、今回も「早い旨い安い!」レシピを紹介してくれます。
こんにちは!リュウジです。
第2回目は、簡単に出来るおせちのレシピを紹介してまいります!
が、ここで問題が、、、
なんと私「大のおせち嫌い」だったのです。
一人暮らし12年目ともなると、おせちを食べる機会は滅多になくなり、
自分のおせち嫌いをすっかり失念しておりました・・・。
◆紅白アチャール
◆低温鶏チャーシュー
◆簡単チリ大豆
◆チーズきんぴら
◆ガーリック赤エビ
◆フリッタータ
題して「おせち嫌いの自称料理研究家が作る簡単カジュアルおせち」!!
全体的に洋食テイストなので、「おせちはちょっと苦手・・・」というナウなヤングにもおすすめです!
ちなみに、今回のおせち全6品にかかった材料費は、調味料を除いて2500円程度です。
写真では撮影用に1人分しか盛りつけておりませんが、大体この3～4倍の量が出来るようになっております。
つまり、今回のレシピで3～4人分のおせちが作れるってことですね!
では、早速レシピ紹介いってみましょう!!
切って漬けるだけ!!「紅白アチャール」
玉ねぎで作るインドの漬物を、おめでたい紅白で作ってみました。
レモンの酸味が好相性です。
【材料（3〜4人分）】
・玉ねぎ 1/2個（100g）
・赤玉ねぎ（アーリーレッド） 1/2個（100g）
・塩 適量
・レモン汁 小さじ4
【作り方】
1．玉ねぎと赤玉ねぎは薄くスライスし、別々に30分ほど水に浸けておく。
2．水気を絞り、別々にボウルにあけて、塩適量（漬物より少ししょっぱい程度）とレモン汁を小さじ2ずつ入れてなじませる。
紅白を表現するために、玉ねぎと赤玉ねぎは別々のボウルで仕上げましょう!
赤玉ねぎの方は、お好みで一味唐辛子を混ぜると赤みが増し、辛味がアクセントになります。
元々インドの漬物なので、余ったらカレーなどに添えても超GOODです。
味付けすると水分が出るので、適度に捨ててくださいね!
鍋でほったらかし!「低温鶏チャーシュー」
低温で火入れすることで、ジューシーな食感に仕上げた鶏ももチャーシューです。
沸かした調味料に漬けておくだけで超簡単、保存がきくのでおせち向けです。
【材料（3〜4人分）】
・鶏もも肉 1枚（350g）
☆醤油 100cc
☆酒 100cc
☆みりん 100cc
☆砂糖 40g
☆ニンニク 2かけ
☆生姜 ニンニクと同量
☆鷹の爪 1本
【作り方】
1．鶏肉は電子レンジなどで人肌に温めておく。
2．鍋に☆を全て入れて沸騰させ、鶏肉の皮目を下にして入れる。弱火で沸騰させてから1分ほど煮る。
途中で鶏肉をひっくり返すとまんべんなく味が染みますよ!
3．火を止めて蓋をしたら冷めるまで放置し、冷めたら切り分ける。煮汁を煮詰めてタレを作り、チャーシューにかけて完成。
室温が低いと鍋の中の煮汁が冷めやすく、鶏肉に火が通りにくい場合があります。
できれば暖かいところで放置しましょう!
仕上がりが心配なら、電子レンジで加熱してもOK。
ごはんにも物凄く合うので、どんぶりにしても美味しいですよ☆
家にあるものだけで作る「簡単チリ大豆」
おせちといえば豆!ですが、私は黒豆が得意ではないので、大豆を使ってチリビーンズを作ってみました。
ケチャップとベーコンで作るのでとってもお手軽です!
【材料（3〜4人分）】
・大豆水煮 200g
・ベーコン 70g（薄切り4枚）
・玉ねぎ 1/2個
・ニンニク 2かけ
・ケチャップ 大さじ3
・ウスターソース 大さじ1
・タバスコ 小さじ1強
・コンソメ 小さじ1弱
・塩胡椒 少々
・オリーブオイルorサラダ油 大さじ1
【作り方】
1．大豆水煮はザルなどで水気をきっておく。ベーコンは小さめの角切り、ニンニクと玉ねぎはみじん切りにしておく。
2．フライパンに油を引き、ニンニクとベーコン、玉ねぎを炒め、香りが出てきたら大豆とケチャップを入れて酸味が飛ぶまで炒める。
ケチャップの酸味を飛ばし、うまみを凝縮させます!
3．ウスターソース、タバスコ、コンソメ、塩胡椒で調味しながら更に炒めれば完成。
ケチャップの酸味を炒めて飛ばすのがポイントですね。
カレー粉やクミンなども合いますが、一緒のお重に入れると匂いが移るのでご注意を!
チーズの風味が和のきんぴらに超マッチング!!「チーズきんぴら」
白だしで作ったきんぴらに粉チーズをかけた変わり種!
きんぴらだけでも美味しいですが、チーズと合わさることで物凄く美味しい料理に化けます。
ちなみに、きんぴらに使われているれんこんには穴があいているので、「将来を見通す」って意味があるらしいですよ。為になったねぇ～。
【材料（3〜4人分）】
・皮をむいたれんこん 200g（1パック程度）
・皮をむいた人参 100g（1本程度）
☆醤油 大さじ1と1/3
☆白だし 大さじ1と1/3
☆みりん 大さじ2
☆酒 大さじ2
☆砂糖 大さじ1弱
・粉チーズ 適量
・すりごま 適量
・黒胡椒 適量
【作り方】
1．皮をむいたれんこんと人参は薄い半月切りにし、油を引いたフライパンでしんなりするまで炒める。
れんこんを減らして、今が旬のごぼうを入れても!
2．☆の調味料をフライパンに加え、しっかりと煮絡める。
3．食べる直前にすりごま、粉チーズ、黒胡椒をたっぷりかけて完成!
粉チーズは匂いが移ったり、チーズ自体の香りが飛んだりするので、食べる直前にかけてくださいね!
これもカレー粉で風味付けしても甘辛で美味しいです。ご飯に合いますよ!
安い赤エビを豪華に!「ガーリック赤エビ」
エビは長生きの象徴とされ、どんなおせちにも入っている人気の高い食材。
今回は有頭エビのなかでも比較的安価な赤エビを、殻付きのままガーリックソテーにしてみました。
【材料（3〜4人分）】
・赤エビ 1パック(7尾)
・ニンニク 2かけ
・バター 大さじ1
・オリーブオイル 大さじ1
・塩胡椒 適量
【作り方】
1．赤エビは背中の部分を開き、爪楊枝などで背ワタを取り除いて塩胡椒をしておく。
ペティナイフなどあれば開きやすいです！包丁の先端を使って切り込みを入れましょう。
2．みじん切りにしたニンニク、オリーブオイルとバターをフライパンに入れ、香りが出るまで弱火で熱する。
3．赤エビを加え、中火で火が通るまで焼いて完成。
赤エビは火を通すと歯ごたえがなくなるので、殻付きでバリバリと食べたほうが美味しいです。
もちろんブラックタイガーなど、他の有頭エビでも出来ますので是非お試しください!
具材のチョイスは自由自在!玉子焼き器で作る「フリッタータ」
伊達巻の代わりの卵料理、イタリアのオムレツ「フリッタータ」です。
具材はお好きなもので。カラフルな色の野菜を使うと華やかですよ!
【材料（3〜4人分）】
・卵 3個
・ソーセージ 50g（2〜3本）
・ピーマン 1個
・玉ねぎ 1/6個程度
・粉チーズ 大さじ1と2/3
・マヨネーズ 小さじ1
・コンソメ 小さじ1/2
・塩胡椒 適量
・オリーブオイル 大さじ1と1/2
【作り方】
1．ソーセージ、ピーマン、玉ねぎはそれぞれ小さめの角切りにしておく。
2．卵をボウルに割り入れ、粉チーズ、マヨネーズ、コンソメ、塩胡椒を入れて混ぜ合わせておく。
3．オリーブオイルを引いた小さめのフライパン（今回は玉子焼き器を使用）でソーセージ、ピーマン、玉ねぎを炒める
今回は余った赤玉ねぎを使用。どちらでも可です!
4．火を強め、2の卵液を流し込み、菜箸でぐるぐると混ぜる。全体が半熟になったら弱火にして蓋をする。全体に火を通して固めれば完成。
蓋にはオーブンの天板を使用しました。アルミホイルで即席の蓋を作っても!
今回は玉子焼き器で四角く作りましたが、小さめのフライパンでも結構です。
是非テフロン加工してあるもので!
いかがでしたか?
おせちは、日頃忙しい女性がお正月は家事から解放されるように、作り置きの出来る食材で作るものと言われております。
こちらのレシピは全て、昔から伝わるおせちの定番食材をリスペクトし、日持ちする方法で作成しました。
今回は省略しましたが、エビに「水引」の飾りをつけたり、どれか一品に金箔をちらしたりしてもいいですね!
定番のおせちに飽きたら、このカジュアル簡単おせちを食べて、今までとはひと味違う新しい気持ちで新年を迎えてみてはいかがでしょうか?
