ついに来た“ネタ切れ”を解消する前に「ネタ切れをネタにする」をやってみた!
こんにちは!ケシミニャンです。
ありがたいことに、アイスム様でエッセイを連載させていただくこと13回…。
エッセイを書くにあたり、これまでの自分の思い出(黒歴史)を振り返ったり、自分の感じたことを表現したり…。
素人ながら、文章を書くお仕事をさせてもらい、本当に楽しい、貴重な経験をさせていただいてるなぁ、と思います。
しかし…。
いよいよ、アレが来ました。
アレです。
ネタギレ。
今日は、そんなネタギレ状態のケシミニャンについて書かせていただきたいと思います。
そうです。
ネタギレすぎて、ネタギレ状態をネタにするという、よくあるヤツです。
ネタギレ地獄
第1回に書かせてもらった、アイスム編集部様との打ち合わせ(第1回 超ド田舎から仕事で上京した私が、先方へとっさについた恥ずかしい嘘…)。
担当Aさん「6回目ぐらいからネタ切れになりますよ~」
と、おっしゃってましたが…。
本当にくるんですね、ネタギレ。
せめて…
せめて、ケシミニャンの場合…
下ネタOKであれば、もう少しネタはあったかもしれない…。
そして、誹謗中傷もNGなのですが…
軽いディスりとかOKだったのなら、某スポーツ青春漫画『タ○チ』のヒロイン、○倉南の悪口とか、オフィスの人気者「○○カフェアンバサダー」の悪口で、軽く4万字はイケたと思う(※4万字はケシミニャンの大学の卒論レベル)。
『タ○チ』のヒロイン、○倉南も、オフィスの人気者「○○カフェアンバサダー」も、ケシミニャンは持っていないキラキラ感があるから大っ嫌いなんだよな…。
ああいう風になれるもんなら、なりたいよ…。
そうだよ、実はちょっと、嫉妬してる…。
それはさておき…。
別に、ケシミニャンの失敗ネタとか、やばい黒歴史は腐るほどあるけど…
大体「ケシミニャンがアホすぎるからだね!~完~」みたいなパターンになっとるし…。
えっ、どうなの?
みんな、もっとケシミニャンの失敗ネタ読みたい?
読みたいの??
何なの??
仮に、失敗ネタは食傷気味だとしたら…
ライフハックとか、書かないといけないのかなぁ…。
でも、ライフハックって言ったって…。
ケシミニャン、恋愛のテクニックとか
そんなのないよ。
持ってるわけないじゃん…。
デートで調子乗って酒飲んでゲロ吐くような女だよ(第8回 彼との初デートで悲しい失敗!!調子に乗ってワインと雰囲気に溺れた私の顛末)?
第一、ケシミニャンの語る恋愛テクとか、誰が知りたいねん…。
あの日の4コマ漫画
な、なにを書いたらいいんだワシは…。
いや、自分が書きたいものではなく…。
読者のみなさんは、どんなものを読みたいのか。
何を知りたいのか。
そこを考えなくてはいけないような気がしている。
根はちょっとマジメなケシミニャン。
通勤中の電車の中とかで、一応考えてはみるが、みんなが知りたいことが何なのか分からない…。
ネタギレに、連日頭を抱えるケシミニャン…。
「ネタギレ」と言えば…。
ケシミニャンが小学生の時。
ある漫画雑誌の4コマ漫画に、こんなのがあった。
漫画家がネタギレゆえ、「ネタが思いつかない~」だけで全てコマを埋めた内容だった。
当時、小学生のケシミニャンは「なんてプロ意識に欠ける漫画家なんだ!!!!!お茶を濁すな!!!!!!」と、ちょっぴり厳しい目を向けていたのだが…。
今ならその漫画家の気持ち、むちゃくちゃわかる。
ネタギレ…辛いよね。
ド素人のケシミニャンと、プロのクリエイターさんたちを同じ土俵に乗せるのはちゃんちゃらおかしいけど…。
プロの人たちって、どうやってネタ切れ克服してるんだろ…?
どうやって、ネタを見つけているの…?
「ネタガデール」みたいな名前の、ドラ○もんの薬でもあるのだろうか…。
そんな風に頭を抱えていたケシミニャンに、突然、友人のミホちゃんから電話がかかってきた。
ネタのために婚活!?
ケシミ「もしもし?」
ミホちゃん「あっ、ケシミ、久しぶり~~~。彼氏できた?笑」
友人のミホちゃんは、ケシミニャンの小学校の同級生。
社会人になってから再会し、よく遊ぶようになった友人である。
ケシミニャンとミホちゃんは、お互い彼氏ナシの独身同士である。
一時期疎遠であったが、この頃よくご飯を食べにいくようになった。
他の友人たちはみな結婚・育児等で忙しいから、お互いほかに気軽に会える友人がいないというのが最大の理由。
ケシミ「彼氏?できてないわい。笑」
ミホちゃん「だよね笑。ところでさ、参加費が安い婚活イベントがあるんだけどさぁ…2人で行かない???万が一出逢いがなくてもさ、2人で小旅行のつもりで楽しもうよ~」
普段なら、婚活など、人見知りの激しいコミュ障のケシミニャンなら及び腰だが…
ここで閃いた。
ケシミ(おっ!!!!!!ミホちゃんナイス!!!!!!婚活イベント行けば、原稿のネタになるじゃん!!!!!!!)
原稿のネタ探しのために、普段ならチャレンジしないことにもチャレンジしようとするケシミニャン。
もはや芸人みたいなところがある。
ケシミ「い、行く行く~~~~!!!!!!!」
そんなワケで。
友人のミホちゃんに誘われ、ケシミニャンは婚活イベントへ行くことに決めたのである。
ちなみに今回の婚活イベントは…
地元の牧場でバーベキューをしたのち、植物園で季節の花々を楽しむというプランである。
牧場でバーベキュー…?
何の因果か、第6回、7回で書いた、色んな思い出(黒歴史)のある牧場バーベキューか…(第6回 「非リア充」だって「リア充」になりたい!!憧れへの悲しきチャレンジ【前編】、第7回 「非リア充」だって「リア充」になりたい!!憧れへの悲しきチャレンジ【後編】)。
まぁ、でも。
過去は過去。
原稿のネタのために行った婚活イベントで、運命の出会いがあるかも♡
色々なことを考えながら、ケシミニャンはミホちゃんと2人で、婚活に申し込んだのである。
そんなもんだよね…
婚活イベントに申し込んだケシミニャン。
しかし、イベント事務局から「今予約数が埋まっていて、キャンセル待ちです。キャンセルが出たら、ケシミニャンさんたちをご案内します!」との電話がかかってきたのだ。
え、ええ~~~。
今婚活イベントって、人気なんだね…。
申し込めば参加できると、安易に考えていたケシミニャン…。
ちょっとガッカリである。
ケシミ「ミホちゃん、婚活イベント、キャンセル待ちだって…」
ミホちゃん「え~…なんか、テンション下がる…」
ケシミ「ね~…」
ミホちゃん「てか、ぶっちゃけウチも婚活イベントさ、行ってみようと思いはしたけど…ぶっちゃけ、女同士でご飯食べてるほうが楽しいよね、絶対」
エッ。
ミホちゃん。
自分から婚活イベント誘っておいて、何やねん、それ…。
でも、確かにミホちゃんの言うことには同感だよな~…。
知らない人たちと会ったり、異性に気を遣ったりするより、
気心知れた女友達とご飯食べるほうが楽しいし、ラクなんだよなぁ~~。
多分、こうやって彼氏ナシの女友達同士で、いつもつるんでるから…
出逢いとか、遠のいているんだろうな…。
そして、ケシミニャンが婚活イベントに申し込んで1週間が経過…。
イベント事務局から、「キャンセルが出たので参加できますよ!」と連絡がきた。
ケシミ「ミホちゃん、婚活イベント、キャンセル出たから参加できるって」
ミホちゃん「ふーん…」
ケシミ「…」
ミホちゃん「…」
ミホちゃん「なんか、行く気なくなっちゃったね。普通にその日、2人でご飯行こっか…」
ケシミ「うん…」
これが、私たち2人が結婚できない理由だよね~~。
ここまで読んでくれたみなさん、すみません…。
ネタギレすぎて婚活イベントに行くのか!?!?と見せかけて…
行かなかったんだ…。
本当にごめん…。
すんません…。
いつか本当に婚活イベントに行って、エッセイに書きたいと思います…。