5歳さん嫁非公認コラム Episode:45「人は見た目が9割ではない」
ちょっと奇抜な奥さまと元気な息子さん達とのユーモラスなエピソードが大人気!ツイッター界随一の恐(愛)妻家5歳(嫁公認アカウント)さんのコラム!
今回は女性必見!自分の容姿に自信がなくて、自分を好きになれない…そこのあなた!女心を知り尽くした5歳さんの言葉に、明日から胸を張って「自分って可愛い!」と思えるようになりますよ!
第1章 自分に自信がない女子、集まれ!!
先日、恋愛をテーマにしたイベントに出演したのですが、質問コーナーでこんな事を聞かれました。
「そもそも自分に自信がなくて、自己肯定もできません。そんな状態で恋人はできるのでしょうか?」
これはかなり本質を突いた質問ですよね。
恋愛相談では、小手先で解決できる事もたくさんありますが、この件は根本的な解決が必要です。
恋愛に限らず、自己肯定さえできれば人生において大抵の悩みはなくなります。自信がある人は大抵の事が上手くいくし、たとえ失敗したとしても「次はやれる!」と立ち直りも早いわけです。
僕はまさにそのタイプで、自分大好き自己肯定感高め人間です。「やればできる!自分はできる!」と素で思っているし、今までの人生ほとんど上手くいっています。上手くいかない事もたくさんあったはずですが、それも良い思い出です。
逆に、嫁は自分に自信がありません。「自分はなんの取り柄もないし、、、」とよく言っています。僕から見れば最高最強にイケてる嫁ですが、イケてる自覚が全くありません。どこに自己肯定感を置き忘れてきてしまったのか不思議なくらいです。
嫁だけでなく、普段仕事で出会う女の子も自信がない人が多いように感じます。逆に、自信のある女の子を見つける方が大変です。自信のある女の子はレアキャラなんです。
第2章 ありのままの自分を愛してあげようぜ
女の子は自分のどこにそんなに自信がないのか。それは、「容姿」です。
欧米と比べて、日本のほとんどの女の子が自分の容姿に自信がないんですよね。うちの嫁も僕から見れば最高に美人なのですが「スタイルがもっと良ければな〜」などと嘆いています。
なんでもかんでも欧米と比べるな!と普段は思いますが、こればっかりは欧米を見習おうよ!と言いたい。海外のSNSを見ていると、大柄な人がビキニを着ている写真とかを見かけますけど、細かい事は気にせず夏を楽しんでいる様子に「みんな自由にそれぞれ楽しんでいこうぜ!」と叫びたい気持ちになります。
そういう意味では、渡辺直美さんの人気は、日本人の女の子の潜在意識の中にある「ありのまま」でいたいという願いから発せられた憧れなのかもしれません。雪の女王が力強く生きていくストーリーで大ヒットした映画がありましたけど、現状としては全然「ありのまま」で生きていけないですよね。渡辺直美さんはあの容姿が可愛くて、オシャレで、かっこいい。彼女の活躍は現代に生きる女の子の「ありのままで生きる、なりたいけどなれない憧れの姿」なんだと思います。
一方、SNSでは人に対してやれブスだブサイクだ、そして美人を見れば整形だ!と書き込まれた罵詈雑言をよく見かけます。もう、人の見た目に文句つけるのはやめようよ!それでなんか良い事あるの?人をおとしめても自分の価値が上がるわけじゃないんだから。その書き込みをしている間にもあなたの人生の時計は進んでいますよ。ありのままで!たくましくオシャレに、かっこよく生きていこうぜ!と言いたい。
第3章 自信のなさは、努力と研究ではねのけるんだ!
こんな風に言っている僕ですが、結局のところ、見た目は関係ないと思っています。
というか、見た目って顔のパーツの大きさとか配置とか、スタイルとか、そういうことだけじゃないんです。絶対。
例えば学生時代、必ず隣の席の女の子を好きになっちゃうタイプでした。話すようになって、知れば知るほどどんどんその子が可愛く見えてくるんです。そういう経験ってありませんか?見た目って意外とあやふやなもので、その人の中身が好きになってしまえばだんだんと良く見えてくるのです。あばたもえくぼに見えてくるんですよ。内面の輝きは外見に必ず出てくるのです。
本当ならば、小さい頃から親に認められ、愛され続けて自信をつけていくのが正しいプロセスですが、親にブスと言われて育てられたり、学生時代に容姿に関して悪口を言われたり、大人になっていく過程で認識がねじ曲がってしまったりすることもあります。
しかし、女の子は可愛いところが絶対あるわけですから、まずそのことに気付いてほしい。そして、自分自身で「わたしは可愛い!」と思う事が何よりも大切。しかし、問題は根深くて、こういうアドバイスをすると「いや、わたし本当に自分の顔がブスで嫌いなんですよ!」と反論されたりします。どうしてここまで卑屈になってしまったのか?おそらく、今まで散々嫌な目にあってきたのでしょう。卑屈になってしまっていても、決して責めることはできません。
しかし、そのままでいいのだろうか?と僕は思う。自分の顔とは生きている限り付き合わなくてはいけないのです。メイクでも整形でもいいから、自分の顔を好きになって貰いたいのです。
僕は美容系の動画が好きで、メイク術をよく視聴しているのですが、面白いし、とてもタメになります。女の子だったら観ている人も多いと思うけど、現代社会に生きる女の子達の希望なんですよね。
去年、インタビューで美容系の動画配信をしているおかめ微々ちゃんという方とお会いする機会がありました。微々ちゃんは中学生の頃から自分の容姿にコンプレックスがあって、肌荒れ改善を真剣に研究したり、メイク法を試行錯誤したり、自分に合うヘアケア製品を徹底的に探してみたりして、その経験をSNSで発信しているんです。自分のコンプレックスを努力と研究で乗り越えた彼女と話して、男の僕でも勇気付けられました。
僕は基本「ありのままでいいんだよ!」というスタンスですが、言われた本人が納得できないのなら、自分で色々試していくしかないのかなと思います。美容の力を持ってすれば、努力と研究を重ねて、少なくとも今よりはなりたい自分に近づけるはずです。
第4章 「褒められること」が一番の薬かも!
そして、美容の次にやらなくてはいけない事があります。
それは、自分を褒めてくれる人のそばにいることです。これが一番重要です。
美容は「自信をつける」「自分を好きになる」というファーストステップなんですが、それプラス人から褒められると、その自信が揺るぎないものになります。本当の事を言えば、ファーストステップなしでも「褒めてくれる人」さえそばにいてくれたら、見た目を気にすることはないんです。
じゃあ、その「褒めてくれる人」はどこで探せばいいのか?
自分が付き合っていて気持ちの良い人と一緒にいればいいのです。そんな当たり前の事を言うなよ!と指摘されそうですが、自分の人間関係を振り返った時、ちゃんと褒めてくれる人を選んでいますか?
自己肯定感の低い人ほど、自分を大切にしない人と関係を切れなかったりします。モラハラ、DV男に捕まっちゃう人は、自分が大切にされる価値がないと思っているので離れられないのです。
まずは、自分を大切にしない人から離れましょう。世の中にはあなたを大切にしてくれる人が必ずいます。性別は関係ないです。そういう人と積極的に付き合うのです。良い付き合いを継続していくと、「わたしはこのままでいいんだ」と自然と思えるようになってきます。
失われた自尊心を取り戻すには、それ相応の時間が必要になります。積み重ねが大切なのです。
かくいう僕の嫁も、結婚したばかりの頃は自尊心&自己肯定感が低い、というか…ありませんでした。しかし、石の上にも3年、いや8年かかりましたが、僕がそばで「本当に可愛い!最高!キュート!」と言い続けてきて、最近ようやく「わたしってイケてるよね!」「わたしって面白いよね!」と言うようになってきました。やっぱり時間はかかりますが、ちゃんと積み重ねることで変化していくのです。人は変われるんです!!
さぁ、あなたを褒めてくれる最初の人は、そう、あなた自身です!
今日もありのままの自分を、とびきり可愛がってあげましょう!!