笑顔の子育てには息抜きも必要!【子供と離れてプラス・マイナスリセット】

2019/04/22 UPDATE

最強の萌えキャラである夫との愛情とユーモア溢れる暮らしぶりが、フォロワーから圧倒的な支持を得る主婦・のるんさんによる、夫婦円満のヒント満載のエッセイ。

子供のことは大好きだし可愛いはずなのに、疲れは溜まる一方…これ、子育てあるあるですよね。
のるんさんは限界を感じたときに、思い切って普段はしないリフレッシュをしてきたそう。
ほんの少しの時間でも、日常と離れてみること。リフレッシュのカギは“非日常”にあるようです。

日々の息抜き、プラマイ若干マイナス

日々、生きていくにあたって、息抜きって大切。
子供たちは可愛いし、夫のことも大好き。好きで選んでこの生活を送っている私でも、ちょっとずつ見えないストレスは溜まっていくものです。
ちょっとしたことで落ち込んだり、言い方が強くなったり、そんな自分に自己嫌悪したり…そうこうしているうちに、目に見えて体調が悪くなってしまったり。

たとえば、我が家の場合、某あんぱん頭のヒーローのOP曲を一日中延々と聞かされながら家事をこなさなければならなかったり、納豆が大好きな娘に好きすぎるあまりご飯の上にきれいに広げられた納豆を崩したくなくてご飯を食べることを拒否され、かといって食べさせない訳にもいかないので、

絶対にご飯を食べさせる母VS絶対に納豆ご飯を守る娘

という構図が出来上がってしまい、この攻防戦で体力と精神を消耗してしまって、おまけに「納豆ご飯死守する娘可愛い…けど辛い」っていう気持ちがセットでついてくる。
…という感じです。はぁ。

毎日そんな風に一日が過ぎていき、子供たちが寝た後に夫と趣味のゲームをしながら秘密のおやつタイムを過ごしては息抜きしていますが、それはあくまで日常であり、決してゲームのようにHPが全回復するものではありません。

回復こそすれ、少しずつ、ほんの少しずつ、こころは削れていく。


そして…ついに限界がきたのか、この間は自分でもどうしようもないくらい気分が落ちてしまったのです。子供たちが寝るまでは笑っていられても、夜には大好きなゲームすらできないまでになってしまい、もはや抜け殻と言ってもいいくらいになってしまいました。
夫も心配して大好きなおやつを買ってきてくれたり、マッサージしてくれたり、手を尽くしてくれたのに、回復するどころか「本当に申し訳ないな」って余計に落ちてしまって、大変でした。

日々の息抜きと、たまの息抜きの違い

このままではダメになってしまう…!と思い、母に連絡をとって、休日に子供たちを預かってもらう約束を取り付けました。そして、夫を誘って、ひっそり貯めていた貯金で旅行に行ってきたんですけど、本当にそれまでの鬱々しい気持ちが嘘のようになくなって、自分でも信じられないくらい元気になりました。

ゆっくり美味しいものを食べて、ゆっくりきれいな景色をみて、ゆっくり温泉に浸かって、ゆっくり夫と会話して、そして静かな部屋で自然に目が覚めるまで眠れた。

最高の息抜きをしたと思う。非日常を過ごす息抜きの大切さを痛感しました。

プラマイマイナスも悪くないと思える余裕が生まれた

皮肉だなと思うのは、私は子供たちのことが大好きなのに、子供たちと過ごす日々の中で心が削れていってしまって、少し離れるだけでとたんに全回復するということ。もっと皮肉なのは、旅行中に小さい子を見かけては「子供たち今何してるかな…」と自分の子供たちに会いたくなること。
旅行から帰宅して迎えに行った時に「まま~!!おかえり~!」と笑顔を向ける子供たちが可愛くて可愛くて…また頑張れるなって思えたし、私が削れてもこの子たちが成長して笑顔で過ごしていけるなら、案外プラマイプラスかもねって感じることができました。

そう思えたのも、子供たちを置いて自分達だけ楽しむなんて…っていう罪悪感を振り払って全身全霊で息抜きできたから。迷いや葛藤もあったけど、本当によかったと思う。

「よーーし!また削れていくぞー!」って言ったら変ですけど、たまにたくさん息抜きしながら、自分を削って、子供たちにプラマイプラスの生活を与えていこうと思います。

息抜く=生き抜くコツなのかもしれませんね。

投稿者名

のるん

夫への愛が溢れすぎてしまう人妻。
楽しければすべてよしという楽観主義な私と一緒に人生を楽しんでくれる現実主義な夫の凸凹コンビ
Twitter:https://twitter.com/nononorn2