春だ!就活だ!!うんざりだ!!!
こんにちは、脳みそドリアです。
よくSNSで「職業はなんですか?」「無職ですか?」とか聞かれるのですがちゃんと働いてます。
どういうイメージなんだよ。
というわけで今回は僕がどんな仕事をしているのかと、就活も始まる時期だと思うので
去年経験した就活のことについて話します。これから就活だよって人の参考になったら嬉しいです!
軽い気持ちで大学院進学。からの!?!?!?
ちゃんと働いている子、ことドリアちゃんはIT系の会社でプログラマーやってます。
これを言うと「学校でプログラミングを専攻してたんですか?」と聞かれますが、
まっっっっっっっっっっったくの未経験です。理系の学部卒だけど入社するまでプログラミングなんていじったこともないし、JavaとJavaScriptの違いなんてカレーとカレーパンくらいの違いにしか思っていませんでした。じゃあ、なぜそんな未知の分野に僕が進んだのか。それにはこんな理由があるんです。
僕は大学を卒業後、就職するつもりだったにもかかわらず大学院へ進学しました。
なぜなのか。
こんなに勉強嫌いで脳を殺して生きていきたいくらいなのに。
それは、参加をしていた説明会やOB・OG訪問で「技術系に就きたいのであれば院進学が有利、学部卒はあまりいない」ということを聞いたから。
(3年前の話ですし、企業によって違うと思います。)
なので軽い気持ちでじゃあ進学するかーと思い大学院へ進みました。
それから2年後。再び就活の時期に。
この2年間で自分の就活の軸はだいぶ変わり、そのために大学院へ進んだのに
「研究職とか技術職に就くのはやーーーーーーーーーーめた!!!!!!」
となりました。
なぜやめたか?
その理由はこちら!!!!!!
やめた理由① 研究とか向いてなかった。自分が専攻していた内容が全然好きじゃなかった
自分の専攻は化学だったのですが、まーーーー何年やっても好きになれない。
原理もよくわからんし、結果の考察も意味わからんし、実験にめちゃめちゃ時間かかるし。
これを仕事に???退職するまであと数十年も毎日これ???無理じゃない???ってなりました。
やめた理由② 首都圏から離れたくなかった
これは企業によってですが、技術職だと研修などで何年か地方の工場や研究所にいったりしなきゃいけないらしく。どうしても僕はそれが嫌でした。
やめた理由③ スーツがいやだった
僕はスーツを着なきゃいけない、っていうのがジュ◯ィ◯リの「そ〇かす」以上にだいっっっっっっっ嫌いなんです。
と、いう理由から研究職や技術職に就くのをやめ。
じゃあ私服出社OKで、首都圏で働けるとこに就職しよう!
それはどこだ?そうだ!!!!!ITだ!!!!
という安直な理由から(IT業界で働くみなさま、すみません)僕の就活は始まりました。
一口にITと言ってもいくつもの業界があります。(Sler系とかweb系とか)
が、僕はせっかくSEになるのであればバチバチにプログラミングをして、自分ができることを増やしたかった。それでWeb系に行くことにし、なんとか今の会社に入社しました。
(Web系とはちょっと違うけど、プログラミング未経験の人にも社内で教育をしてくれる私服出社OKな会社)
今は毎日それなりに楽しく働いています。毎日の満員電車は無理だけど。
大学院で得たこと
ここまで読んで「大学院での2年間は無駄だったんじゃない?」と思う方もいるかもしれませんが、そこはハッキリ否定しておきます。
僕にとってこの2年間は「化学が向いていない、研究職や化学に関連する技術職は嫌だ」ということが知れた時点でものすごい収穫でした。
だって自分はこれからどういうことを仕事にして、どういう生き方をしたいのか考えることができたんですよ?
大卒だと3年生最後の期末試験が終わり、少ししたら就活スタートじゃないですか。
やりたいことが決まっていなかった僕はなんとなく、で就活を始めるところだったので院に進学をしないで就活していたら、なんて考えると怖いですね。
それから、ESや面接で話すことのできる内容も大学時代に比べ増えました。
大学院って試験だのなんだのがない代わりに、自分で研究の進捗を出さないといけないんですよ。
なので自分がどういう背景からどんなことを研究していて、それにはどういう問題があり、どういうアプローチをしてきたかって話は結構強かったんです。そしてそういう話を面接官の人たちは頷きながら聞いてくれ、評価してくれました。これらを得たからこそ、今の僕があると思うんですよね。
これから就活をする人たちへ
僕が就活を通して感じたこと、これだけは言っておきたいことをまとめてみました。
【就活を通して感じたこと】
①自己分析をする目的を見誤らない
よく自己分析は自分の性格や向いている職を知るためにするという人もいますが、それよりも自分はどういう職場で働きたいと思っているか、将来どうなりたいかを明確にするためにしたほうがいいんじゃないかと思います。
僕の場合はそれが、
どういう職場:スーツを着なくていい
将来どうなりたいか:首都圏に住んでいて、できることがたくさんあるプログラマーになる。
ということでした。
②周りに流されない
同じ学部の人や先輩はこういう業界に行っているから、という理由だけで自分の就職先を選ぶのは
危険な気がします。そこにあなたの意志はないので。しっかり自分がどうなりたいかを考えた上で選ぶことが大切だと思います。
③「嘘」と「盛る」の違いを知っておく
プログラミング言語も書けないのにITの会社に入れた僕ですが。
ESや面接では正直に「プログラミング言語は書けません」と言っていました。
そこで「できます」と嘘をつくのは本当の自分とは違う人格を評価されるだけなので、入社してからがしんどいと思ったからです。
稀にそれにも適応できるバケモノがいますが、あなたはバケモノではないです、きっと。
自分を良く見せたい、というのはわかるけどこれから就活をするみなさんは「嘘」と「盛る」の違いはわかっておいた方がいいと思います。
何なら「経験がないので今勉強をしています!」って言った方が印象いいと思うよ。
そして最後に!これだけ言わせてください!
就活って決まらないと苦しいし、辛いじゃないですか。
でもそこは違うと思っていて。決まらなくてもいいと思うんですよ。
僕は自分がしたくもなく、興味もない仕事に就くくらいなら
内定なんてなくたっていいと思って就活をしていました。
そのくらいの気持ちでやっていたから心に余裕が持てました。
働かないと生きていけないけど、働く形って正規雇用だけが全てではないし。
失敗したら失敗したで、自分がやりたい仕事のために勉強したらいいじゃないですか。
正規雇用の方が何かと楽だし安定してるから、それに越したことはないよねってだけで。
自分を追い込みすぎて体調を崩してしまったり、入りたくもない会社に入ったりする方が怖いと思います。
まずは自分が何をしたいのか、とか会社に求めることはなんなのかをきちんと考えてから就活したらいいんじゃないかなって思います。
大変だと思いますがみなさん頑張ってください。応援してます。
今回はこのへんで。
では、また。
P.S.
平日に飲みに行く背徳感、最高ですね。