冷やし中華の奥深さに気付いてしまった
夏と言えば冷たい麺!
わが家では「冷やし中華」に「ざるそば・ざるうどん」に「そうめん」。つけ麺もあるけど、つけ麺のときは大体スープに凝ってしまい手間がかかるので、基本的に上記の三種類です。この三種類について書いていきたいと思います。
冷やし中華
わが家は、いわゆる一般的な冷やし中華です。麺を茹でて底の浅い平皿に載せてタレをかけて、きゅうり・ハム・トマト・卵焼きの細切りを乗せて完成となります。あとはお好みで紅しょうがを乗せるという感じでしょうか。
ところで冷やし中華の「タレ」、家庭によって結構様々ですよね。味付けではなく、タレの量が。
実家、親戚の家、友人の家、自宅、外食など、様々な場所で冷やし中華を食べたことがありますが、このタレの量が結構違うんですよ。ほとんどないケースもあれば、麵が浸るくらい多かった(もはやスープ?)こともあります。
でも食べてみると不思議と「合わない」ということがないんです。タレが多すぎると感じたこともなければ、足りないと感じたこともありません。
考えてみると、冷やし中華のタレは、「どこにでもある調味料で簡単に作ることができる」ものです。だから、各家庭の好みがダイレクトに反映されているのかもしれません。
家庭によって、もちろん「家庭料理」も違ってきます。麺を食べた後にタレを飲みたいという家族の希望に応えて増えていき、それに応じて味付けも合うように変わっていった。逆に、タレはそんなにいらないという家族が多かった場合には、どんどん少なくなっていったのかもしれませんね。
ちなみにわが家の冷やし中華は、妻が休みの週末に、妻が作ったタレで食べることが多いのですが、タレの量は麺がほんの少し浸る程度で、「飲もうと思えば飲めるけどちょっと味が濃いかな」という味付けですね。
長年食べ続けているからか、私は妻の作る冷やし中華が一番好きです。だから妻に作ってもらうというのも正直あります。
ざるそば・ざるうどん
わが家のざるそば・ざるうどんは、正直な話…昼ごはんを作るのが面倒だと思った時(基本的に夏限定)に食卓に出てきます。つゆはミツカンの「追いがつおつゆ」を水で薄めて氷を入れるだけ。
外食だと薬味が数種類ついてきますが、面倒なので家では薬味なしのことも多く、あってもねぎくらい(大人はワサビやしょうがも)です。
子どもたちはねぎが邪魔だと言って入れないことも多いので、「薬味なし」が基本となっており、正直助かっています。それでいて頻繁に食べたがるので、毎年夏休みには大活躍しており、今年も例にもれず大活躍でした。
わが家は基本的に乾麺を利用しています。理由は冷蔵庫を圧迫しなくて良いのと、大量にストックしておけること。茹で時間は長くなりますが、どうせ茹でるなら少し長くても良いと思ってこちらを使っています。ちなみに冷凍麵も冷凍庫を圧迫するのであまり利用はしてこなかったのですが、茹でる必要がない、つまり洗い物が減るので一度使ってみたいと思っています。
そうめん
そうめんもざるそば・うどんと同じく、茹でてつゆにつけて食べるのですが、一点違うところがあります。
それは、簡易流しそうめん台(箱がないので正式名はもはやわからない…)を使って食べることです。
簡易流しそうめん台というのは、円形の容器に水を入れると、真ん中に入っているモーターでその水が流れるようになっています。流れるプールの超小型版といえばわかりやすいでしょうか。
その容器に入れてそうめんを流し、流れるそうめんを箸ですくって食べます。ちょっと変わっているからか、次女はざるそばやざるうどんよりもこちらを好んで食べます。
余談ですが、この簡易流しそうめん台でうどんやそばを食べようとしたことがあるのですが、一つ一つの麺が重いからか流れが遅く、うどんに至ってはモーターが異音まで発したので以後やめました。流しそうめんは流すのがそうめんだからこそ、流しそうめんというのだと身をもって知りました(笑)。
番外編:暑い夏だからこそ汗だくになる辛い麺を食べる
夏といえば冷たい麵なのですが、私限定で敢えて辛い麺を食べることがあります。食べるのは前回書いた「蒙古タンメン」や、コンビニなどでよく見かける真っ赤なパッケージの韓国の「辛ラーメン」です。食べるのは自分一人なので、基本的にカップ麺で済ませます。毎日頑張っている自分へのごほうび的な面が大きいので、手間はかけたくないというのが本音です(笑)。
これは先日の話ですが、暑い中、日課の散歩をしていて汗をかいていたらコンビニが目に入り、吸い寄せられるように蒙古タンメンを買って帰り、家で食べました。
当然ながら汗だくになったので風呂に入ったわけですが、このあと風呂上がりに冷えた炭酸水を飲むと最高に気分が上がりました。
「散歩する→コンビニで辛いカップ麺買う→帰って食べる→風呂に入る→炭酸水を飲む」というのを今後週一でやろうかなと思うほどです。
辛いものを食べて汗だくになったのが良かったのか、風呂に入ってサッパリした後に炭酸水を飲んだのが良かったのか、あるいは両方なのかはわかりませんが、また味わいたいと思うほどの爽快感でした。
以上、わが家の「夏の麺」でした。